今年はコレまでやって来た事を継続させて、さらに成熟させる。 何よりも続けさせる事、事故に病気にトラブルと横道に逸らされないよう、注意して。コツコツ、こつこつと自分のペースで余暇を楽しみながら・・・ 継続。 「ケイゾクするぞ!!」
どんな男を差し向けてくるのかな・・・ テラスで紅茶をすする。 その昔、女帝が好んだ紅茶。女としても品格の高い、男共をひれふす、 思い込ませるのに適している。 紅茶の香り、脳内での作用、アナログのままであって欲しい。 現代女性の心は、蚊と重なる、男をほんのりさせてから、 ゆっくりと意識を自分へと向かわす。 「どうなのかな?」 考えている隙に、背後に回って後頭部にチクリ、一瞬の間に行う。 その男の中で、女として揺れるのだ。 香りは男を気付かせるのに役に立つ。集中して
「ちょっと、違う」 瞳がぐるっと大きく深みの増した黒色になったニャン。 不妊手術を施したメス猫に目印として片耳の先っちょをカット。 その形状が桜の花に似ているので「サクラ猫」。 「どうして人間って、そうなのかな」 桜吹雪は時が来たら一斉に散り、舞い、世の常である絶え間の無い無情の循環、美しすぎるはかなさに人は感動したりする。 美しさは必ず犠牲の上に輝く。 そんな事を知らない、考えようとしないお前達を狂わしたい、人へと宿り、うさを晴らしたい、少しだけ悦楽を味合わせたのな
台風だからか、襖を風が押している、閉めきっていてもどうしても隙間があるのだろう、何かの気配がする。 「身代わりを探しているのだが」 小学生の遠足の時に偶然に出くわした、満開の桜が散る瞬間、 潔く鮮やかで、一瞬スローな”間”、グランド並の広さなのでスケールもあった。 クラスメイトはみんな一斉に「わあ、すごいなあ」と空を見上げたが、私だけは両肩に手をかけられたように、振り返るのが遅れた。 何かが違う、みんなと同じ気持ち、素直に「きれいだね」とはなれなかった、 桜舞う上空に
「暑いだろうに・・・」 着物を着ている女性に悪いが、どんなに涼しい振る舞いをされても、美しいと感じる前に窮屈でむさ苦しいイメージしかわかない。 先日、そんな想いを払拭する女性に出会った、夏の夜なのに白が光って見える着物に薄い桃色の花、「和」の字が脳裏に浮かんだ、少し会話してその場を後にしたのだが、同時に、また引き込まれたな、と自分に悔しかった。 本当に男って馬鹿だなあ、誘引されて想わされている、気持ちの中で一歩踏み込んで前のめりになってそのまま下りの坂道を惰性で歩んでいた
一瞬戻る”間”、黒くなる、1回だけ、たまに2回もあった、スライドショーで黒色に差し替えたように、一瞬だけ黒くなる、一呼吸時間が巻き戻るのである。 鮮明な映像で早送りをしている夜明け空の移り変わりのように、鮮やかに景色が動いていく。 外が薄暗く明るくなっていく色の移り変わりで、ゆっくりと明るくなっていく時、ある瞬間にちょっとだけ暗くなる。 モスキート音のような音が聞こえ、顔の中の顎の骨の付け根、両ほおで「こふっ」と、ほんの数秒だけ巻き戻るのである、手のひらで覆われるように
漢字は中国から伝わったのではない、気付かせたのだ、贈られたとされる金印も本心から不用なモノ、それゆえ方角の合う近い所に埋めたのだ。 日本人が世界にあえて巡らした、自分たちでは実行しない方が吉の課題、ある時に中国で漢字の線と点として留められる、その後に日本に伝わり、時を経過させて「和製漢字」に「訓読み」を「ひらがな」に「カタカナ」をと自国に都合の良いように手を加えて精度を上げた。 自然や他力を上手く活用し、自力を最大限に伸ばすやりかたは今でもひっそりと太く脈打っている。
騙されても悔しくないように設定されてある、先人たちの思いやりの詰まった「漢字」、点と線の集合体でモノ言わずにただの文字のようだが、ものすごい数の先人達の生き様がなぞられている、その内容を知らないのは人として寂しいような気がする、 漢字の先祖は現世で世界中の文字の祖先でもあるからだ、その昔に世界を巡り、中国で漢字を気付いてもらい、その良いところを上手く改良した日本の技、 この独特の手法は現代でもキチンと承継されてあります、「姑息だ・・・」「いやらしい」とか批判されるかもしれ