あと一品の人気者!5分あれば出来ちゃうレンジ蒸しなす。
なかなかどうして、毎日作りたくなって、食べてしまう、この蒸しなす。さっくり、つるりと止まらない。
今日はおかずたくさんあるのになあという時も「ちょっと待ってて」と言って作ってしまいます。
味付けは軽いお塩のみで、最後につける調味料で味も雰囲気も変わるので、飽きないからかしら。
必ず、最後の1切れは、私も夫も「食べて良い?」と聞いてしまいます。
一つ注意はなす嫌いの子供は食いつきません。なす好きのための、なす料理。
好きな人だけ、楽しみましょう。一人1本食べ切れます。
(材料)
なす 1本
塩 1つまみ
なすを洗いヘタを切り落とし、縦に半分、横に半分切ります。
さらに縦に1/4ずつスライスします。
電子レンジが大丈夫な耐熱皿に皮を上にしてぴったりと並べます。
なすに包丁を入れたのがバレないくらい、パズルがはまっているピースのように、必ず原型をキープするのがコツです。
水を直接かけます。
なすを押さえながら、ざっと水を捨てます。
お塩をふります。ひとつまみ。写真のような適当さで大丈夫です(お皿にこぼれていますが、気にしなくて大丈夫です。なすの皮はツルツルなので滑り落ちます)。
ラップを大きめにふわりとお皿にかけます。
押さえなら、ラップをなすにぴったりと密着するように這わせていきます。
なすになるべくラップを密着させ、なおかつお皿の淵もラップがぴったりかかっているようにしましょう。
600wで3分加熱します。
2本の場合は4分加熱します。
出来上がり!皮は硬くなく、身としっとり一体化しているような食感になります。
身の方はちゅるっ、キュッとした柔らかさ。とろとろのなすではなく、
喉越しが良くきめの細かい仕上がりになります。
これは万能ねぎのみじん切りと、お醤油、山椒を混ぜたタレをかけました。
こちらはシンプルにポン酢だけ。
インパクトが強く存在感のある料理ではなく、ほっとする箸休め的な存在です。
ただ、意外に残るなすの色の鮮やかさ、チュルッと口に入りシャクシャクとした歯触りだったり、「ああ、なんか良いなあ」と言うお料理です。
最近は、毎日食べていますが、一切飽きません。お昼もお素麺や冷やし中華にこれが添えてあると途端に洒落っ気が出ます。
マリネにだって使えます。
お水をかけてざっと切るのは、蒸すための水分です。
私は、きゅうりの水漬けのにんにくの効いたお汁をかける時もあります。蒸し上げた後にタレとしてかけても、ほんのりとした塩分で美味しい。
・生姜醤油
・練りゴマと醤油の胡麻タレ
・からし酢醤油
・ポン酢、ラー油
・ナンプラー、レモン
もちろん、オイル、ごま油なども合いますが、優しい味わいなので、油分を控えるのが好みです。
追記(2020/9/14)
「レンジ蒸し茄子のグラタン」
耐熱皿で蒸しなすを作り、出た水分をキッチンペーパーで拭き取ります。
全体に干しエビを振りかけ、なすがうっすら見えるくらいの量のトマトピュレを覆うように載せ、チーズをたっぷり、トースターで焦げ目がつくまで焼きます。にんにくを効かせたい時は蒸しなすを作るときに、すりおろしを入れるといいです。
干しエビの代わりに、ベーコン、アンチョビ、オリーブ、ハーブ類も合います。タバスコや胡椒を仕上げにかけても!なすをソテーしないのであっさり食べやすいです。