マガジンのカバー画像

お仕事日記帳

17
imaimaiが仕事を通じて、残しておきたいと思ったこと。
運営しているクリエイター

記事一覧

CADDiでTechnical PdMをやっている理由

CADDiでTechnical PdMをやっている理由

こんにちは、imaimaiです

昨日pmconfがあり、登壇をさせてもらいました(資料)。緊張しましたが貴重な機会でした。

テーマが「覚悟」だったわけですが、以前AI Labの立ち上げ当初に社内に書いたドキュメントが、自分の登壇のコンテンツよりも「覚悟」っぽいなと思ったので、せっかくのタイミングなのでnoteで公開してみます!

なぜCADDiでPdMをしているのか自分なりにキャリアやポジショ

もっとみる
DRAWER: 製造業のベテランに倣い、ベテランを超えるプロダクト開発

DRAWER: 製造業のベテランに倣い、ベテランを超えるプロダクト開発

こんにちは。CADDiの今井です(imaimai0)。CADDiでは図面解析のプロダクトマネージャーを経てAI Labを立ち上げ、その後MLをコア技術の一つとする図面活用SaaS DRAWERのテクニカルプロダクトマネージャを担当しています。
この度、弊社はシリーズCの資金調達を実施いたしました。

前回の調達から今までで、PoC/MVPフェーズから正式ローンチを果たし、少しずつ顧客も増えています

もっとみる
AI Labの立ち上げから1年が経ちました

AI Labの立ち上げから1年が経ちました

こんにちは、imaimaiです。
12月になり、CADDi AI Labは一年を迎えました。せっかくなので振り返りをつらつらと書いていきます。

AI Lab立ち上げまで私が入社したきっかけは、プラットフォームとしてのCADDiに貯まるデータの特異性と活用の幅の広さゆえでした。入社当時(2021年1月)、その頃MLエンジニア(MLE)やデータサイエンティストは一人もおらず、私が時間の合間に探索して

もっとみる
1年で指数関数的成長を体験した、私と図面解析プロダクトと。

1年で指数関数的成長を体験した、私と図面解析プロダクトと。

こんにちは、imaimaiです。
皆さん、圧倒的成長してますか?私はしてしまいました。このグラフをご覧ください。

これは私が入社して図面解析プロダクト"Orama"のPdM になってから、社内の分析で一度に扱うようになった図面の枚数です。どのへんが圧倒的かというと、「縦軸が対数グラフ」というところです。社内の事業の伸びを考えると多項式成長なんてしていられません。

このように、指数関数的な一年だ

もっとみる
国内180兆円市場で、機械学習とデータサイエンスをぶんまわそう!キャディデータ分析への挑戦

国内180兆円市場で、機械学習とデータサイエンスをぶんまわそう!キャディデータ分析への挑戦

こんにちは、imaimaiです。キャディの社内でどういうことをやりたくてどういう人がほしいかを書いたところ「これ、そのまま公開したら?」と言われたので、今回は私のプロダクトチーム及び、今後注力するであろうデータ分析領域において、現状どんなことをやっていて、今後どのようなことをやっていきたいのか、少し書いてみます!

データ分析の力が事業の明確な非連続を生む
キャディのデータの魅力は以下のようなとこ

もっとみる
CTOをやめてキャディに転職しました

CTOをやめてキャディに転職しました

こんにちは、imaimaiです。

昨年末に、i Smart Technologiesを退職し、キャディに入社しました。今はプロダクトマネージャーをしています。ちょうど一ヶ月経ったので、少し遅めの転職エントリです。

iSTCあっという間の3年間でした。すでにサービス基盤ができていると思いデータ分析をしよう意気揚々とJoinしたところ、インフラは悲鳴を上げ頻繁に障害を起こし、データも後の分析に使え

もっとみる
IoTサービス開発者が知るべき97のこと

IoTサービス開発者が知るべき97のこと

※タイトルは例のシリーズのオマージュです

IoTLTアドベントカレンダーの22日目担当のimaimaiです!

IoTは総合格闘技というだけあり、様々なところで様々な問題が起こります。更に、実際にSaaSにて運用していくにはそれなりの準備が必要です。かくいう私も、3年間に渡る開発の過程で荒野に落ちる様々な地雷を踏み抜いてきました。あらゆる箇所で踏み抜いた経験や、やっていてよかったことを97個つら

もっとみる
3年前転職時に書いた「モノの書き方Tips」に、かなり良いことを書いていたのでまとめた

3年前転職時に書いた「モノの書き方Tips」に、かなり良いことを書いていたのでまとめた

こんにちは、imaimaiです。

年末ですね。一年の総まとめの時期に差し掛かってまいりました。私の方はというと、最近書類を整理していたところ、3年前の転職時に総まとめした社会人としてのTips集が出てきました。ものの書き方・伝え方・パワポなどツールの使い方・社内でうまく立ち回る政治の仕方などなど...色々まとまっていて、読みながら色々あったね...としばしノスタルジーに浸りました。

その中の「

もっとみる
IoTサービスをマルチテナント化したので、理由・効果・苦労をまとめました

IoTサービスをマルチテナント化したので、理由・効果・苦労をまとめました

こんにちは、imaimaiです。
クラウドサービスを用いることで、我々は柔軟にインフラアーキテクチャを設計できるようになってきました。逆に言うと、SaaSを提供している以上、組織の向かう先を見すえながらインフラを設計していかなければなりません。

昨年、iSTCはiXacsという、工場の生産状況を可視化するIoTサービスをリリースしました。その内容は下記記事にまとめています。

今年一年間は、更に

もっとみる
「現場とともに開発をする」3つの勘所

「現場とともに開発をする」3つの勘所

こんにちは、imaimaiです。いろいろな開発がようやく落ち着いてきて、エモが消えないうちにちょっと書いておきたいなと思います。

当社iSTCのとても大きな特徴が「歩いて30秒で現場に行けるITスタートアップ」というところです。サービスを使いこなしている熟練ユーザーとコミュニケーションを取り、意見を吸い上げながら洗練できるということが品質向上に大きく寄与しています。今回の開発でも、その地の利は最

もっとみる
【技術×運用】リモートワークを楽しく続けるために作ったエンタメ系slackbotたち

【技術×運用】リモートワークを楽しく続けるために作ったエンタメ系slackbotたち

こんにちは、imaimaiです。現在、弊社では原則全員が在宅勤務です。

うちの仕組みづくり担当大臣がせっせと裏でいつリモートワークの状況になっても良いような社内システムスタックを組み上げてくれていたので、システム面ではとてもスムーズに移れました。まだ見ていない人、要チェック!

しかし、どちらかというと心配だったのは運用面です。この記事に書かれている通り、私もシステムの浸透にはどんなツールを使う

もっとみる
データを駆使して、爆速でフラフープを回せるようにした話【スポーツ×データ分析】

データを駆使して、爆速でフラフープを回せるようにした話【スポーツ×データ分析】

天高く馬肥ゆる秋ですね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
秋はスポーツの秋でもあります。馬だけではなく肥えてしまった皆様、運動をしましょうね。

さて、というわけで今日は運動のお話です。会社でめちゃくちゃ面白いおもちゃを手に入れたので、それを使って、スポーツにデータのメスを入れようとしています。今回はフラフープができない人を爆速でできるようにしたという話です。データをうまく扱えば、専門家がいなく

もっとみる
「タブレット設置の仕方」に、現場志向の本質を見た話

「タブレット設置の仕方」に、現場志向の本質を見た話

デジタル化、IoT化を工場に浸透させるにはどうするか。システムを作った側や工場全体を改善させたいという管理職級の思いと、現場の思いが必ずしも同じとは限りません。

システムを使ってもらうコツは、タブレットの設置の仕方が大切です

先日、システムを導入したいと言うお客様との打ち合わせ時に、我が社の改善コンサルタントが話した内容です。これ、みなさんならどこに置きますか?

弊社のコンサルタントは、現場

もっとみる
Day25. スマートファクトリーを目指して

Day25. スマートファクトリーを目指して

ひとりでIoTまるっとチュートリアル Advent Calendar 最終日です。おかげさまで、Qiitaの購読者数も目標の100を超え、多くの人に読んでもらえました。
最終日は、テクニックと言うより、工場をテクノロジーでアップデートするにはどうすればいいのか。試行錯誤や考えていることをつらつらと書いていきます。

データ分析の研究者からスタートアップへこの1年間は、環境が大きく変わり、とても刺激

もっとみる