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takase
2022年5月28日 08:35
印象的な文章に出会った。『葵』というのは、主人公『隆治』が過去に受け持っていた患者で、溌剌とした若さとは裏腹に病魔に蝕まれていた。葵の担当医でなくなった後も隆治は彼女のことを献身的に支え続けたが、葵はICUで最期を迎えた。そこからしばらくして、隆治は上記のような心情に至る。✳︎記憶が薄れても、自分の一部として存在し続ける。死別のみならず、様々な"別れ"に同じことが言える。
2022年5月7日 23:18
高校時代の友人は常に僕の一歩先の世界にいる。✳︎友人Yは、昔から努力を結実させる愚直な人。受験期に近づくにつれて彼の成績は伸びていった。特に数学の鬼だった。塾には一切行かず、全て自力で勉強していた。彼は圧倒的な記述力でセンター試験のハンデを覆し、第一志望に合格した。僕は見事なまでの不合格で浪人コースへ。取り敢えず一浪で済ませたが、Yが一発合格したところよりもレベルは低