マガジンのカバー画像

遠回りの人生

53
感情と思考の陳列棚。
運営しているクリエイター

2021年5月の記事一覧

感受性豊かな時期の訪れについて。

感受性豊かな時期の訪れについて。

ドリップコーヒー片手に小児科の試験勉強をしていたときのこと。『思春期に子供は感受性が特に豊かになり…』のような文言があったりなかったりした気がして、ふと思いました。

「感受性が豊かな時期っていつだろうか??」
「思春期がそうかといえば違う気がするぞ…」

そこで今回は、『感受性豊かな時期とは』というテーマで書き綴ろうと思います。

✳︎

先に僕の行き着いた結論を書きます。

①感受性が豊かにな

もっとみる
地方で車を所有することについて。

地方で車を所有することについて。

僕は生まれてこのかた電車通学などをしたことがなく、日常生活において電車と縁のない暮らしをしています。大学生である今はほぼ全ての移動が車です。無い物ねだりと分かりつつも、やはり電車のある生活が羨ましいです。その原因は言わずもがな、「都市部=電車生活、地方=車生活」の図式があるからです。

そこで今回は車を所有すること(=地方で車中心の生活を送ること)について、僕の考えや普段感じていることを書き並べよ

もっとみる
田舎で育つということについて。

田舎で育つということについて。

『泣くな研修医』にこのような一節があります。

いかにも田舎の、センスとか洗練とかいう言葉がおよそ似つかわしくない停滞した建物に、鹿児島弁丸出しの売り子たち。

この空港こそが、自分の出身は田舎であり、中央とはかけ離れた場所にあるのだというメッセージになっている。

これは、鹿児島にあるさつま揚げ屋の実家に主人公が帰る場面の描写です。僕も田舎の出身であるため、非常に共感しました。これを機に、田舎に

もっとみる