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素材の味を感じる食事。
こんにちは、だいきです。
前回は、食事はいのちというお話をしましたが、
食事の前には、調理があり、
調理の前には、食材や調味料があります。
食材や調味料のつながりによって、
食事は生まれてくるので、
いのちをどのように紡いでいくか。
これが調理の過程で必要になっていきます。
素材が良いと、下手に味付けをしなくても、
そのままの味で食事を楽しめるようになります。
イラの野菜は、無農薬・無化学肥料で作られているので、
そのまま生で食べても平気なのですが、
例えば、ほうれん草を生で食べると、
これだけで下手に味付けをしなくても、
十分、美味しいなと感じます。
全く、化学的なものを使っていないから、
その分、土中にあるミネラルが野菜に貯蔵されて、
舌で正確に微細な味を感じられるようになります。
これは、イラの野菜に限らず、
自然に近い農法で育てられていたり、
土中の豊かなミネラルを豊富に含んだ野菜だと、
ダイレクトに感じることだと思います。
そういう野菜を調理すれば、
味付けも楽で、調理することが楽しくなっていきます。
逆に、食材や調味料などがいまいちだと、
美味しくするのに手間と時間がかかって、
調理が大変だと感じます。
自然由来のものやオーガニック食品は高いというイメージがありますが、
その分、素材の持つ力を活かして、
余計な手間と時間を省略した、
素材本来の味が楽しめる食事にすれば、
相対的に、安価な食材を買うよりもお得に感じます。
食材だけの価格の違いを見るよりも、
食材を使って調理をすることを考えて、
食事から体内に情報が入り、
その食材が身体を作っていくと考えたら、
また選択は変わってくると思います。
たった一つの選択が及ぼす影響(背景)を考えると、
自然由来のものが、生活の中で徐々に増えてくると思います。
まだ、ピンと来ていなくても、
まずは始められるところからで良いので、
素材の味をダイレクトに感じて、
生でも美味しいと分かるものに出会ってもらいたいなと思います。
素材の味を知ると、
素材の味を活かした調理に変わっていくので、
味覚がどんどん繊細になっていき、
気付いたら、自然由来の食材や調味料が増えていると思います。
それだけ味覚といった感覚が人に与える影響は大きくて、
感覚が変わると、無意識の選択が変わります。
自分の意志力を使わなくて済むので、
思考と感情が一致して、生活が整っていきます。
どこまでこだわるかは人それぞれだし、
ライフスタイルに合った方法で取り入れてもらうのが一番です。
すべてを自然由来にする必要はなくて、
できるところから始めてみましょう。
そして、自分を形作っているものに目を向けてみてもらえたらと思います。
それでは、また!