頼るのよ! 我慢しないのよ!
苦手な乗り物があります。
乗り物全般、大得意なほうではないものの、怖いとか、絶対嫌とかいうものはほとんどない中、それだけはどうしても苦手というものがあるのです。
それ以前に、実は移動がそんなに好きではないというところもあるのですが、移動しないと何もできないので人並みに移動しながら生きています。
そんな中、とにかく一番苦手な乗り物が
“バス”
なのです。
(行き先が絶対決まっている観光バスや何らかの専用送迎バス等を除く)
バス会社の皆様やバスの運転手さんはもちろん何も悪くなく、親切にしていただいたこともたくさんありました。
なので、私の個人的な問題ですし、逆に優しくしていただいたことの方が多いくらいなので、感謝しています。
ではなぜ、バスが苦手かというと……。
バスって、電車ほどは本数がなく、さらに慣れていない地域では当然のことながら自分の知らない道路を走り、もしも間違えたものに乗ったら、慌てて思いがけない場所で降りて立ち尽くすことになり、大事な約束などがあった場合、大幅な遅れもでます。
それもあって、とにかく強烈に不安になるし、人から驚かれるほど早めに家を出るし、バス停探しや乗り換え探しにも必死。
私にとっては、季節問わず汗だくになる事案発生事態なのです。
今は、スマホで調べたりナビがあったり便利になりましたが、それがない時代の恐怖がいまだ自分の中に根付き、バスは極力避けて生きています。
もはやバスに乗らなければ行けない場所には行かない人生を選んでもいいほどに苦手。
ただ、10代の終わり頃、通わなければいけない場所があって、その時にいつも必ず同じバスを毎週利用していた頃(それだとちょっと安心)以降は、ひとりでバスに乗ったことは先日までありませんでした。
これは、単に自分の不安がちな性格や方向音痴であるせいなんだろうと思っていたのですが、どうも違うということに、先日30年ぶりぐらいに1人でバスに乗って気づいた時のお話し。
同じようにバスが苦手な方もいらっしゃるでしょうし、逆になんでバスぐらいでそんなに……と感じる方もいらっしゃることでしょう。
バスが重要は移動手段である地域に住んでいる方もたくさんいらっしゃると思います。
私も10代のある時期そうでした。
その頃のことが、どうも自分をバス恐怖不安症にしたのだなと気づく出来事があったんです。
書くだけでも、実はなんかドキドキしたり、ちょっとそわそわするのですが綴ってみますね。
それでは、スタート!
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