グラデーションに挫折なし
コンプレックスって色々あるけれど。
ばらしてしまえばわりとコンプレックスだらけの人間です。
なので、2つのベクトルがあって
*だからこそ努力する
*ある程度あきらめる
という部分のバランスをとりながら来ました。
そんなことをしているうちに、コンプレックスは個性だとか、コンプレックス持つことは誰でもあることだとか、自信をもとうとか、自己肯定感大事とか、いろんな人のいろんな考え方を知ることになり、結局、まあ、私は私でいいや、今までのやり方と自分なりの頑張りとそして……
“少しの勇気を持って生きていこう”
というふうに素直に思えるようになったのは本当に最近のこと。
そこにいたるまでには、思考のあれこれがあるのですが、今回はその中のひとつを取り上げて語りたいと思います。
先に答えを言ってしまえば「語学習得への道」の途中で見つけたこと。
私はハワイエッセイを何冊か出させていただいているからか、映画のワールドプレミアで1度だけ英語でスピーチをしたことがあるからか、英語をしゃべることができると勘違いされることがけっこうあって「どうやって勉強しましたか?」とメッセージいただいたりしてごめんと思うのですが、実はそんなにというか、ほとんど今はしゃべれないのです。
昔、2年間英語しか使ってはいけない学校に通い(こっそり日本語使ってたが)、あの頃、少しはしゃべることができたのでしょうけれど、もう今はぜんぜん出てこない。ほんとにぜんぜん。
映画を観る時に、字幕を追いながら「ああ、このニュアンス、英語だとこうなのにな」と思うぐらいのなんとなーくの感覚があるだけ。
英語で突然話しかけられてもパッと出てこないし、へんなめちゃくちゃ文法だし。
なので、すっかり忘れてしまったと同時に、いまだ挫折の中にある状態。
いつかはきっとまた……と思いながら、そのいつかっていつだよと思いながらこの年齢になりました。
そんな私が、別の語学習得への道の中で徐々に変化していく自分の状態というのが、実は語学だけじゃなくて、人生のあらゆることに通じるなと感じているので、今日はそのあたりのお話。
どこかのどなたかの勇気やヤル気につながったり、人生がなんだか重たいなあと思う方の肩がふっと軽くなって息がすこーしでも深くなったりするといいなあと願いながら綴りますね。
それではスタート。
↓ つづき
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