
【俳句幼稚園〜季語・雛祭り〜】
俳句ポスト兼題 です。
浜下りて白き砂踏む雛祭り
雛祭り。
詠んでも詠んでも、どこか「類想」っぽい。
そんな迷いが消えず、思いきって
「沖縄の雛祭り」を詠むことにしました。
沖縄の雛祭り「浜下り」
浜下り(はまうり)とは、旧暦3月3日に行われる、女の子限定の「健康祈願」のことです。
砂浜に下りて、まず女の子の額に海水をチョンとつけ、それから海水に、そっと手足をつけます。
健康でいられるように、とお祈りしたら、最後に、砂浜を踏み踏み。
あとは、持参した重箱のごちそうや三月菓子を、浜辺でいただく。
引き潮であれば潮干狩りもできるので、最近は、そっちのほうがメインになってる感も😅 砂浜でバーベキューする人たちも、いるんだとか!
(そんなのもう、季節感がワカラナイ。
春なの? 夏なの?? 😂😂)
もっと詳しく↓
はじめに句を詠んだとき、
「浜下り」という行事の情報を入れられると、
句がもっと映えるはず。
と、コメント欄にてアドバイスをいただきました。それを踏まえて推敲した句が冒頭の句です。
浜下りて白き砂踏む雛祭り
(はまおりてしろきすなふむひなまつり)
推敲前の句:雛祭り汀にそっと子のあんよ
浜下りの由来になった、「アカマター伝説」も、入れるかどうか迷いましたが、今回はやめておこうかな😅
アカマター伝説とは
むかしむかし、城下町へ遊びに出た少女が、
目をみはるイケメンと出会い、結ばれました。
ところが、そのイケメンの正体は蛇だったのです。少女は蛇の子を身籠ってしまいました。
どうすればいいか、お爺さんに相談したところ、
「浜辺に行って、海水で身を清めなさい」
と言われ、言うとおりにしたら蛇の子たちが海へ還っていきました。
めでたしめでたしΣ(゚д゚lll)
……蛇 の 子 !!?
なに、このホラーみたいな話!!
とにもかくにも、これが「浜下り」
すなわち、沖縄の雛祭りの由来だそうで。
かわいい雛壇に、お雛様のイメージとは、
だいぶかけ離れています。゚(゚´Д`゚)゚。

「俳句ポスト」
今回も、ギリギリになってしまいそうです💦
もうすこし余裕を持って出さないと、ですね😭
前回の記事のコメント欄にて
浜下りの情報が入っているほうが良い
との意見もあれば、
浜下りの情報がなくても伝わる
との意見もありました。
たくさんのご意見、忌憚ないアドバイス
いつもありがとうございます^ ^
この推敲句で、「浜下り」が伝わらなければ、
推敲前の句で出してしまうか、別の句を出すか。
ここは思案のしどころです。
今回もコメントは、限りなく甘口よりの
「中辛」希望です。よろしくお願いします☺︎
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