学習障害で見落とされていること
学習への課題は、「やる気や努力」の問題としてフォーカスされることが多いですね。
さらには「知能の低さ」だと思われることも。
しかし実際にはやる気、努力、知能
そのどれでもなく、
目がうまく使えていない可能性があるのです。
たとえば
・黒板とノートを交互に見ることが難しい
・白いノートがまぶしい
・文字が歪んで見える
・目を片方ずつ使って見ている など
“見ること”に莫大なエネルギーを使っている場合があり、
そうすると、何かを書いたり考えたりするところまでエネルギーがまわらず、勉強に集中するどころではない・・という状況だったりします。
ちなみに幼稚園や小学校などで“視力検査”はしますが、“視機能(目の使いかた)”の検査はしないですね。
ですので“視力”はよくても、“見ること”に困難さを抱えているお子さんは見落とされてしまうのです。
そしてその状態で小学校に行くと、学習障害の診断に出会ってしまったり。
そして視機能と脳幹のはたらきは密接に関わり連動していて、
脳幹の発達が視機能の土台となります。
・0歳から体を拘束されずに自由にうごかす
・発達を先取りしないムリのない姿勢ですごす
そういった日常のなかで、脳幹も視機能も育っていきますが、
その日常が保障されていないことが昨今のフツーともなっていて、それにともない視機能が未熟なお子さんもふえています。
脳育トレーニングでは、お子さんの様子にあわせて目のエクササイズも行っていますので、
うちの子どうなのかしら?
というかたはぜひ一度お気軽にご相談くださいね。