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「こないだも言ったのに」はすこやかな証
子どもって一度注意したことを何度もなんどもくり返して、
「こないだも言ったのに・・・」
そう思うことがよくありますよね。
心配になるかもしれませんが、注意されたことをくり返すのは健全に育っているあかしなので大丈夫。
一度注意されたことはもうぜったいやらない。
そんな子は一見“物分かりがよくていい子”
と思われがちですが、
それは単に「言われたからやらない」
あるいは何らかの「トラウマ」があったり…
の不健全な状態。
子どもはうまくいかなかったことをすぐに忘れられる脳をもっているからこそ、
次々と失敗をくり返し、感覚と概念の世界を行ったり来たりしながら多くのことを理解していきます。
だから「またか…」と思う行動があったときは、
おぉうまいこと育ってるなぁ
とぜひとも思っていただきたいのですね。
「いちどガツッと叱ってわからせた方がいいんじゃないか?」
なんて思うかもしれないですが、
子どもがまたケロッと忘れてしまうくらいの
ソフトな伝えかたがちょうどいい塩梅。
“忘れる”という子どもならではのすばらしい脳のシステムが機能しなくなってしまうような鋭い伝えかたは、子どものプライドを傷つけ、
「言われたからやる」
「怒られるからやらない」
の指示待ち人間になりかねません。
ですので注意したことを何度もくり返しても
悲観する必要はありません。大丈夫。