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「ハエの心からミツバチの心へ」

こんにちは。いくえです。

本日、国際ヨガデーを祝して行われたayu Yoga JAPAN 主催のスワミ・メーダサーナンダ氏(以下「スワミジ」)の講義「災害の時でも、心穏やかに」を拝聴。

新型コロナウイルスの流行をはじめとして様々なストレスを抱えがちな現代の生活において、いかに心穏やかに暮らしていくかについてのお話でした。
今回は、その中で1つ私がとても気に入ったフレーズ
「ハエの心からミツバチの心へ」
について書きたいと思います。

「ハエの心」と「ミツバチの心」

スワミジは、身につけるべきものの1つとして「ポジティブシンキング」をあげていました。
でも、ただ「前向きに頑張ろう!」という安直な話ではなく。
なぜポジティブシンキングが必要かというと「人の心は否定的なもの」だから。

人の心は否定的で、欠点ばかりにフォーカスし、そこにばかり注意がいきがち。
マイナスなものばかりに目を向ける=汚いものに群がる「ハエの心
から
長所や良い側面に目を向ける=花を渡り歩き蜜を集める「ミツバチの心
に変えていきましょう

とスワミジは説きました。

ハエの心が生み出すネガティブ

どうしてこのエピソードが私の印象に残ったのか。
それは、自分がハエの心の持ち主だったからです🙋🏻‍♀️図星だったんです。
「だった」と過去形にしたのは、多少改善して、まだハチの成虫にはなれておらずともハチの卵くらいには転生できたかな、と思っているから。笑

それにしてもこのハエ、他人を見る時はあまり顔を出してこないのですが、自分に関することとなるとぶんぶんぶんぶん出てくるのが実に厄介🪰
顔を見ては粗探しをし、体を見てはあれこれ文句をつけて嘆き、何をするにもやらない・やれない理由を探し失敗するシミュレーションばかりする。
人に何かを言われれば批判や悪口だと思い込み、たとえ褒められても嫌味として受け取る。

こういうハエの心の厄介なところは、しぶといところ。
紙につけた折り目のように、はたまた一度折り曲げた針金のように、一度形がつくとなかなか消えない
本人が自分で自分のハエの心に気がつかない限り、直せないんですよ。
私の場合は、ヨガを始める前の話ですが、友人に
「どうしてそんなに自分が不幸になることばかり信じているの?」
と言われ、ハッとしたのがきっかけでした。
きっとこの時こう言ってもらってなかったら、ヨガを始めることもなかったでしょう。「私硬いから無理」と言って。

心のコントロールをするには

ハエの心からミツバチの心へ変えて行きたい。でもどうやって?
スワミジの教えは至ってシンプル。

体の健康、心の健康、心のコントロールのためには毎日少しずつ、改善を積み重ねていく
毎日早起きをし、時間を作り、祈り/瞑想、勉強、健康のための時間をとる。

やはり、こういう心の奥深くに根差す問題に対する特効薬なんてなくて、大切なのは毎日の積み重ねなんですね。
ハエの心をミツバチの心に変えるのは、心のコントロールにあたるでしょう。
心をコントロールするには、まずは自分の心の動きに気づき、観察できるようになる必要があります。
私の場合はやはり瞑想とヨガが心の観察の訓練だなぁ…。まずは早起きから頑張ります。

ただここで覚えておきたいのが、スワミジ曰く「ただアーサナ・プラナヤマをするだけではだめ」ということ。

ヨガは3つの側面=身体的側面、心的側面、霊的側面があり、一番大切なのがこの霊的側面
霊的とは、自分の本来の姿を悟ること。自分はアートマンであり、魂は永遠だと悟ること。

ヨガの道はまだまだ長い。
まずは一番身近な自分の体、そして心から始めたいと思います。

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ここまで目を通してくださって有難うございます。とても嬉しいです。
こうしてお目に留めて頂いたのも何かのご縁だと思います。
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