見出し画像

心の栄養は大切!肯定的ストロークで健全な成長

孫のひなちゃんは、肯定的ストロークを毎日浴びてすくすく育っています。

肯定的ストロークについては、以下のnoteをご覧くださいませ。

ストロークについては、ジジが先月研修の講師を務めさせていただきました(公財)倉敷市民間保育所協議会主催『第一回主任者保育士研修会』での感想がとても参考になるので紹介します。

園生活において、5歳児の女児が問題行動を頻繁に起こしていました。
先生のおっしゃられていた否定的ストロークになっていたので、どうしたらその子にとって良い対応なのか。
おそらく心の飢餓状態だったのだと思われます。
大人が肯定的に受け入れ、居場所をつくってあげることにより、問題行動は実際に減ってきました。
少しのマイナス行動にも過剰に反応してしまう担任に対し、他の職員がその子の対応をして、肯定的ストロークができ、心も少しずつ安定していきました。

心は常にストロークで満腹状態にしたいんです。それもできれば、ごちそうで満腹にしたい。

そのごちそうが『肯定的ストローク』なのです。

きっとこの感想に書かれている5歳の女の子は、肯定的ストロークが不足していたのでしょう。

何らかの理由で、肯定的ストロークで心を満腹にできなくなれば、子どもは『否定的ストローク』という、ごちそうじゃないごはんでもいいから、心を満腹にさせたくなります。

腹がペコペコに減った状態だと、なんでもいいからお腹を満腹にさせたいときと、心も同じなんですよね。

そうなると、問題行動を起こして親や先生は注目させます。

「何してるの!?」」「そんなことしちゃダメ!」と、否定的ストロークをもらうことになるのですが、それでも『無視』や『無関心』というディスカウントよりはいいのです。否定的ストロークでいいから、心を満たしたい。

そこに感想を書かれた保育士さんは気づかれ、できるだけ肯定的ストロークで関わってやれば、女の子の問題行動は減っていくだろうと思ったわけです。

このことについては、ジジが中学校教師時代に『心が飢餓状態』だった生徒との関わりとも共通することがあります。以下のブログへ書いていますので、ご覧くださいませ。

ついつい、子どもの問題行動ばかりに注目し、そうじゃない適切な行動のときはスルーしているってことないですか?

適切な行動=当たり前なこと

このようにとらえていると、スルーしがちですから、ぜひ『当たり前』と思う子どもの行動に注目し、肯定的な声かけをして、認めてあげましょうね。

「ありがとう」「助かるよ」「うれしいな」「がんばったね」「いいね」

褒めたたえる必要はありません。認めてやればいいんですよ。

いいなと思ったら応援しよう!