カップ麺は備蓄に不向き?具体的に何を備蓄すればいいの?
具体的に何をどれくらい備蓄すればいいのか
備蓄は最低3日分とか、1週間分とか色々言われていますね。
ある程度水と食料は備蓄してるけど、それで具体的に何日耐えられるのかはよく分からない。
そういう人は多いと思います。
正直、私も何日分備蓄できているのか把握できていません。
具体的に何をどれくらい備蓄すればいいのでしょうか?
1週間、非常食だけで生活してみた方の体験談
震災に遭った時を想定して、1週間非常食で生活してみた人の体験談を読みました。
塩分の多い缶詰を食べ続けたら4日目からお腹が痛くなった
5~6日目あたりから食欲がなくなった
など、実際にやってみたからこそ気づける経験談が書かれています。
私もこの方とほとんど同じような備蓄状況で、改めて見直さなければいけないと思いました。
非常食というとアルファ化米や缶詰を思い浮かべますが、それだけでは栄養が偏ります。
賞味期限が1年程度の野菜ジュース、果物缶、乾物、フリーズドライの野菜などを買っておき、消費しながら補充を繰り返すローリングストック法で備蓄するのが大切になります。
非常食にカップ麺は不向き
先月、南海トラフ臨時情報の発表があった際は、多くのスーパーなどで水やアルファ化米などが買い占められました。
カップ麺も備蓄用として売れたそうですが、以下の理由で非常食としてはあまりオススメできません。
貴重な水を消費する
お湯を沸かす手段が必要
下水道が使えない可能性がある中で、残った汁を捨てる手段が必要
全部飲み干すのは健康状態に影響を及ぼす
ペットを飼っている場合は、ペットの備蓄も必要
災害時、行政は人命優先で動きます。
最優先で運ばれるのは人間用の救援物資のため、ペットの物資がいつ手元に届くのかは分かりません。
ペットについても十分な備蓄が必要です。
非常用トイレの備蓄について
非常用トイレの作り方はこちら。
基本的にはゴミ袋を便座にセットし、中にちぎった新聞紙(猫砂、凝固剤、オムツなどでも可)を入れればokです。
携帯トイレは100均やコンビニなどでも売られています。
もちろん災害に備えるなら1回分だけでは足りません。
1週間分の非常用トイレを備蓄しておきましょう。
トイレの回数を減らそうと水分補給や食事を減らすのは、熱中症やエコノミー症候群のリスクを上昇させます。
災害時の便秘は危険です。たかが便秘と甘くみないようにしましょう。
災害時はトイレが使えなくなる可能性大
地震により道路や建物内の排水管が破損したり、停電による断水が発生してトイレが使えなくなる恐れがあります。
また汚水処理施設や排水管が被害を受けている場合、下水が逆流する危険性があります。
排水のための水が確保できていたとしても、震災直後は確認ができるまでトイレを流さず、災害用トイレを使うことが必要です。
逆流を防ぐために
45Lのポリ袋を2~3重にし、半分くらい水を入れる
空気が入らないように口を縛り、便器に詰める
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