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60年代風ステレオセット完成
昨年末まで、カフェに置いて試運転をしてきたが、年明けて最終的に塗装をして仕上げることにした。
木工所に運び入れ、主要なパーツを一旦分解して、塗装に入る。
実際は、塗装に入る前に、両脇の天板が乾燥でそっくり返っていたので、裏面を削り、縦板を貼り付けて反りが起きないように、簡易的なラミネート板にした。これで反りは治るといいのだが。
塗装方法と色合いをどうしようか悩ましいところだが、今回は、シード
夢を描いて一年半、結果が出た!
レコードプレーヤーを作ることを夢とした時から既に一年半が経ったわけであるが、漸くその夢を実現した。
2023年6月に「レコードプレーヤーを作る夢」を記事として書いている。
長いようでもあり、でも、充実した期間でもあったように思う。
単にレコードプレーヤーを作るだけでなく、真空管アンプを使ったイコライザーと信号の電圧、電力増幅を行って、スピーカーから音が出るまでの一連のセットとして一つの躯体に
60年代風ステレオセット-脚がついた
脚がついて全体像が見えてきた。
脚はテーブルによく使う四方反りで作った。
床からレコードのターンテーブルまでの高さは約80cm強で、立っての操作も可能。
スピーカーの高さは、ソファーに座ってリラックスして聴くのに良さそうな高さである。
横幅80cm、奥行き35cm程度と結構存在感があるアイテムになった。
さて、これから蝶番、コマドメを取り付けて木工作業は完了となるが、その後、一旦バラして塗装
このルックスどうでしょう?
このルックスどうでしょうか?結構スッキリした顔立ちだと思うのですが⁉︎
カフェ営業日は作業ができないし、買い出しの日も無理。冬支度でスタッドレスタイヤ交換、薪ストーブの準備で煙突掃除、なんやかんやでもう師走は目の前に。
なので、趣味の木工はなかなか進まない。
さて、漸く60年代風ステレオセットの顔ができてきた。天板、底板も付けて、レコードプレーヤーの蓋もこんな感じで出来上がってきた。
蓋を
カミさんのアドバイスが的を得ていた!
今作成中の60年大風ステレオセットのパワーは、非力でMAXボリュームで、なんとかものになるような具合だった。
そんな話をカミさんとしていたら、「じゃあ真空管を大きいのに取り替えればいいじゃない?」と簡単に言ってくれる。
ここまで、色々検討して漸くものになった苦労を自慢している吾輩にとっては、「回路のことも知らないカミさんよ、そんなに簡単にいってくれるなよ」と言う思いで聞いていた。
でも、その
60年代風ステレオセット作成-サランネットがついた
日々、ぼちぼちしか作業が進まない。
今日は、サランネットを作成して取り付けた。
サランネットの上下の枠にコマどめ金具をつけて裏側からねじ止めとした。
なので、サランネットは、外すことはできない。
この施工のために、一旦つけたスピーカー類を外して内側から、コマどめ金具にボルトを通した。
サランネットは、コイズミ無線の通販で、少し厚手の生地(タオル生地のような感じ)を購入してみた。
さて次は、ス
60年代風ステレオセット作成-フロントマスクがついた
漸く、木工作業に入る段階になった。
まずは、フロントのマスクを作ってみた。ただの板を当てただけだとのっぺりしてしまうので、どんなデザインにしようか頭の中で試行錯誤していたが、なかなか良い案が浮かばなかった。なので、現場で木材をカットしながらその場でできるデザインとしてみた。
昇降盤の刃をうまく使って四角いコマを作った帯を前面に貼り付けてみた。
真空管アンプの扉周りの開口部もスッキリした。
さ
10円レコードと非力アンプなのですが⁈
以前にも書いたが、車で小一時間ほど走ったところにある、若者が好むジャンル(ジジイにはそのジャンルがわからない)のレコードを売る店に、その店にはそぐわない格好の白髪ジジイは、勇気を出して入店し、お店のターゲットから外れたクラシックなどの売れないレコードを10円で買い集めてきた。
作成途中の60年代風ステレオセットに、その買ってきた10円レコードを載せて聴いてみる。
このステレオセットのスピーカー
60年代風ステレオセット作成-トーンアームの紹介
トーンアームは、いつも使っているブナ材を切り出して作った。
デザインは適当、というか、レコードの初めから最後までできるだけ溝の向きに並行に針が撫でるように、アームをターンテーブルの軸のところまで回した時、少し(1cm程度か?)長くなるような長さで、かつ、ヘッド部分を少し内側に曲げて削り出した。
アームの軸の方は、500円で購入したジャンクプレーヤーの軸を再利用するので、それが収まるように裾広がりと
60年代風ステレオセット作成-目は節穴だらけ
丸一日、音の調整に明け暮れて漸く納得のゆくような音になった。
調整なんて言うと格好良く聴こえるけど、実は、手抜きが問題を抱えていた事と、目が節穴だったという単純な事だった。
「プレーヤーとの接続のRCAプラグを触るとハムが消えた」と昨日気がついた。その点から、アースの見直しをあーでもこーでも試しているうちに、どうやらアンプの問題ではなくて、トーンアームのアースの問題である事ではないかと考え始め
60年代風ステレオセット-一難去ってまた一難
朝になり新たな気分でレコードをかけ始めた。
面白いもので、昨日あまり気にならなかったのに、今朝改めて聴いてみるとハムが気になる。
ジーという音である。そして、どうもボリューム辺りの施工もまだ完璧ではないようである。ボリュームや、バランスを回しているとある条件で、急にボッボッボッと盛大な雑音が出て音楽を聴いている場合ではなくなる。
先に進む前にこの辺をじっくり見直さないといけないようだ。また、問
60年代風ステレオセット作成-スピーカーがついた
左右バランス問題が解決して、いよいよステレオセットの本体に真空管アンプとレコードプレーヤーを組み込んだ。
そして、ネットで探した能率が92dBで格安のVisaton(ドイツ製)、13cmフルレンジスピーカーを両サイドに取り付けた。
まだ、上下裏側等開口部がたくさんあるので、低域が全く出ないけれど、試運転をしてみた。
スライドドアを両側に開くと電源が自動で入る仕組みである。真空管に灯が灯り、レコ