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商人魂(繁盛事例):老舗町中華の味を守る!後継者に名乗り出た、大阪王将の試み。

小さな会社や個人商店などでは、
後継者問題がよく話題となります。

子どもには同じような苦労をさせたくない
と考える経営者。

自身のやりたいことのために、
家業を継ぎたくないと思う子ども。

歴史を刻んだ老舗であっても、後継者がおらず、
廃業を決意する事例がたくさんあります。

会社やお店が長年培ってきた
技術・商品を絶やしてしまうのは、
非常にもったいないこと。

できることなら、誰かに継いでもらいたい、
という思いはあります。

しかし、諦めるしかないのが現実です。

町中華と呼ばれる、町の中華料理店でも、
その多くが廃業に追い込まれています。

町中華は、地元のソウルフード的な存在なので、
急に無くなると、常連さんのショックは大きく、
喪失感に苛まれてしまいます。

老舗の味が途絶えるのは寂しいことであり、
食の世界にとっても大きな損失です。

新しく中華の料理人として独立を目指す人が、
事業継承してくれれば良いのですが、
お店の味を受け継ぐことには抵抗があります。

独立する限りは、やはり自分の味で勝負したい
と考えるのが普通ですから。

こうしたお店に目をつけた企業があります。

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