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マーケティング基礎講座

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2021年3月の記事一覧

【マーケ基礎】お店の特長を「サブ店名」にする。

知らないお店は、“存在しない”お店です。 お客さまにとって、知らないということは、 存在しないのと同じことです。 存在しないお店に、人が集まるはずはありません。 そこで、宣伝の重要性を書きます。 宣伝の一部でもある「店名」についてです。 宣伝して、存在をアピールすると同時に、 “○○○のお店”というハッキリとしたイメージを 持ってもらうことも重要です。 たとえば、“婦人服のお店”という内容と 「店名」だけのチラシでは、 誰も興味を持ってくれません。 10代の女性

【マーケ基礎】選べる品揃え。

お客さまが、“お買い物をする”という行為は、 複数の商品の中から、“選ぶ”ということと同じです。 どういうことかと言いますと、 モノを買う時というのは、 商品の品質と価格のバランスを考え、 自分の価値基準に合ったモノを、 たくさんの商品の中から選び出すということです。 ビジネス用のアタッシュケースが欲しいと思った時に、 お店に行き、商品があったとします。 “あった、これを買おう!”とはなりませんよね。 いろんなメーカー、大きさ、形など、使い勝手を考え、 あれこれと悩ん

【マーケ基礎】存在しないお店。

あなたのお店は、地域住民によく知られていますか? “昔からやっているし、 お馴染みさんも多いから大丈夫だと思う”。 そう思っている店主も多いことでしょう。 でも、間違っています。 よほどの田舎でもない限り、 住民は絶えず入れ替わっている ということを忘れています。 新しい住民はどんどん入ってきています。 その人たちが、 あなたのお店のことを知っているでしょうか。 定期的にチラシを打っている、 地方新聞に広告を出している、 というのなら、知られているかもしれません

お客さまになりきる。

私は、お客さまの立場でモノを考え、 お客さまの目線でお店を見ます。 “ここは、こうすればいいのに”とか “あんなやり方ダメだ”と、 好き勝手なことを言っています。 仕事柄、人一倍気になるということもありますが、 こうした感覚は、誰でも持っています。 みなさんだって、他のお店に行った時には、 あれこれ不満も出てくるはずです。 “こうすれば良くなるのに!”という発想も出てきます。 その時点では、みなさんもお客さまの目線で お店を捉えることができているのです。 でも、い

「不安解消」に商機あり。

人が来ない。 モノが売れない。 厳しい経済環境の中では、ごく普通に聞かれる言葉です。 いまでは、日常会話のようになっています。 しかし、儲かっている業界、 上昇傾向にある業界を見てください。 デフレと言われようが、不況と言われようが、 次々と新商品を出し、売れ続けています。 健康器具・健康食品・ ダイエット食品・エステティック……。 これらはいま、非常によく売れています。 これらの商品に共通しているのは、 “無くても困らないもの”だということです。 でも、購

お客さまを大切にする心は「言葉遣い」から。

言葉遣い? なにを今さら。 そんなこと、わかってるよ! それより、儲け方を教えてよ。 そんなあなたには、繁盛はつかめません。 言葉遣いひとつが、 繁盛を左右するということを知っておいてください。 接客態度が良いお店というのは、 それだけでお客さまに好印象を与えます。 高級品を扱うお店に行ったことはありませんか。 宝石店や呉服屋。 お店ではありませんが、飛行機のビジネスクラス。 足を踏み入れた時から、 自分が王様や殿様になった気がします。 そのもてなし方には、すば

「死に筋商品」、把握していますか?

死に筋商品。 つまり、売れない商品のことです。 売れると思って仕入れたものの、売れないで場所を取り、 在庫も倉庫に保管されたまま。 あなたのお店に、そんな商品はありませんか。 いつか売れるだろうと、 ホコリをかぶったまま、陳列していませんか。 これが、大問題となるのです。 特に、小さなお店では。 売れないものを置いておくほど、 無駄なことはありません。 売れない⇒お金にならない、場所を取る、 新しいものを陳列できない、次の仕入れができない、 在庫ばかりが増える……。

お店の物語を創る。

コンセプトの無いお店は、繁盛しません。 すなわち、主張の無いお店です。 何を売っているお店なのか。 誰に売っているお店なのか。 どのように売っているお店なのか。 お店の提案はあるのか。 つまり、“あのお店は、こんなお店だ”と、 お客さまが明確に表現できるかどうかです。 すぐにイメージが浮かばないお店は、 やがて潰れる運命にあります。 もし、あなたのお店がそうならば、 いますぐ主張のあるお店に変身させましょう。 コンセプトを創りましょう。 そうは言っても、 何をどう

販促ヒントの拾い方。

みなさんは、セールやイベントを考える時、 「販売促進カレンダー」を参考にしていますか? 何、それ? そんなものは知らないよ! と、思われることでしょう。 そりゃ、そうです。 そんなものは売っていません。 何かと言いますと、普通のカレンダーに、 一般的な年中行事や各地のまつり、 記念日などが、詳しく書かれたものです。 販売促進関連の書籍などに掲載されていたりします。 また、業界雑誌などにも 季節ごとに載っていることがあります。 このカレンダーをもとに、 セールやイベ