会場でスクールを再開する方法。安心できる新しいマナー
人材教育家でマナー講師の井垣利英です。2020年春から緊急事態宣言が出され、東京と名古屋の両方で開催しているスクール美しいマナー&年中行事【マナー美人塾】や【魅力道】~あなたがもっと美しくなるために~などをZoom【オンライン講座】で開催してきました。
ようやく6月に、都道府県をまたぐ移動の自粛が全面的に解除され、名古屋で【マナー美人塾】を再開できることになりました。受講生の皆さんが安心して来られるように、スクールとして気をつけていること、会場を使うリアルの講座を、どうやって開催しているのか? 紹介します。
◆受講生も、主催者も、会場も、安心のコロナ対策
私の会社・シェリロゼで準備すべきものや、事前に受講生の皆さんに、メールで注意事項をお送りしています。マスクの着用、当日の検温などお願いして、会場へ来て頂いています。弊社も、マスクの予備、消毒液や体温計などを会場へ持参しています。
会場にもよりますが、こちらの会場では、消毒されたビニールバッグに、ホワイトボード用のペンや体温計、注意事項が渡されます。クラス中は時々、扉や窓をあけて換気を徹底しています。
受講生の皆さんはマスクをした状態で、お手洗いで手を洗ったり、弊社が用意して入り口に置いてある消毒液を使って会場へ入ります。
座席は『3密』をさけるために、一席ずつあけて座って頂いています。それでも十分、皆さんとのコミュニケーションはとれるし、いつもの和気あいあいとした、楽しい雰囲気になります。
◆マスクをつけたり、外したりすること=ちょこっとマナー
下記で紹介するウイルスの専門家・宮沢孝幸先生いわく「ツバに注意!ツバ飛ばすな」「ウイルスは、空気感染はしない」「マスクを着けていたら、ソーシャルディスタンスは不要」「マスクをはずすなら小声で」とのことです。
だから私は、大きな声で説明をするときや、ツバが飛ぶような距離に人がいる場合は、マスクをするようにしています。一方、受講生の皆さんは、クラス中は話をしないので、基本的にマスクははずしてもらってOKです。ずっとマスクをしていたら苦しいし、熱中症の危険性もあります。
美しいマナー&年中行事【マナー美人塾】の場合、クラスの最後に受講生の皆さんが集まって、一人ひとりが説明をする「ミニ作品発表」があるので、そのときはマスクをしています。つねに臨機応変です。
マスクは自分を守るというより、相手を守るためのもの。臨機応変にマスクをすることは、相手への思いやり=ちょこっとマナーです。マナーは、形を暗記することでなく、相手への「思いやり」が大切です。臨機応変を心がけてくださいね。
◆『正しく恐れる』ために、最新の情報をえよう!
『正しく恐れる』ためには、武漢ウイルス(新型コロナ)について、毎日、色々な情報を得ることが大切だと思います。医療の専門家も意見が分かれる、全く新しいウイルスです。どんどん情報が変わっていくため、毎日、テレビやネットで色々な情報をチェックし、取捨選択しています。
誰も「これが正しい」と断言できない、新しい日常なのです。コロナについて新しい情報をえないと、恐怖心だけがつのって、外出すらできなくなってしまいます。それでは、大切な人生がもったいないと私は思います。
ちなみに私は、20年7月6日現在、大阪府のコロナ対策本部専門家会議やテレビなどで活躍をされている、ウイルスの専門家・宮沢孝幸先生(京都大学ウイルス再生医科学研究所)の見解や予防法を参考にしています。
◆まとめ。安心して、笑顔で来られるように
緊急事態宣言により、急速に広がったオンライン生活。Zoom【オンライン講座】の良い点もあります。でも生で会って、一つの会場で受講生の皆さんと一緒に学ぶ時間は、優しさや人のぬくもりを感じます。
1人でも多くの人たちが、笑顔いっぱいで、安心してクラスに来られますように。これからも、シェリロゼは、最新の情報をチェックし続けて、最善の方法で楽しく学べるクラスを運営していきます。