【予算がない!】予算が少ないのに、どうしても仕事をお願いしたい
「なぜあなたにお願いしたいのか」そこに情熱を
予算が少なくて十分なお金を支払えないけれど、なんとか相手に引き受けてもらいたい。そんなときは、正直に予算が少ないことを伝えたうえで、内容のよさと熱意で勝負するしかありません。
「どんな意義のある仕事なのか」
「どうしてあなたでなくては困るのか」
相手にお願いする理由を、具体的に説明するのです。仕事の背景について聞けば、予算が少ない理由もわかるというもの。
以前、私は母国である中央大学の新聞部の学生さんから、校内新聞に新入生へのはなむけの言葉を載せたい、と取材依頼をいただきました。
緊張気味の電話の声でも彼らの一生懸命さは伝わってきましたが、その後のメールには、「どうして私に出て欲しいのか」ということがたくさん書かれていました。
逆に私は「私が期待に応えられるのかしら?」と恐縮するほど、彼らの熱い思いに胸を打たれました。
そして、取材費がないのは承知のうえで、なんとか彼らの力になりたいと思い、取材を受けさせていただいたのです。
「こんなに頑張っています!」という気持ちだけでは、熱意の空回り。誠実な姿勢で具体的に話せば、その熱意は伝わるものなのです。
言いにくくても、予算の話は先にしておくのが鉄則
ただし、仕事ですから、予算の話は言いにくい部分でも、先に言わないとかえって失礼にあたります。引き受けることが決まってから、
「ボランティアでお願いします」が良くないのはわかりますよね。
その仕事でお金をもらって生活しているプロが、どんどん無料で仕事を引き受けてばかりいては、ビジネスは成り立たないのです。
頼み方・断り方のポイント
予算が少なかった当時に熱い思いで引き受けたことがきっかけとなり、その後、先方から大きな仕事の依頼を受けるときは、予算だけでなく内容で判断したいものです。
逆に「予算はいくらでもある」と話が大きすぎるときは慎重に。世の中にラクで「おいしい話」はないものです。
⏬プロフィール 井垣利英(いがきとしえ)☆マナー嫌いだった私が、マナー講師になるまで
⏬人材教育家、マナー講師。井垣利英(いがきとしえ)【私の仕事】プロとして大切なこと
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