【締切間近！】限られた時間でも仕事を発注したいとき
仕事の優先順位をあらためて確認しましょう
どんなにささいな仕事でも、人に頼むときには必ず締め切りを伝えておく必要があります。
締め切りがないと、相手は急ぎの仕事を先にやって、その仕事は後回しになり、いつまでたっても終わらないということもあるからです。
また、いいものにしたいという思いから、改良を重ねるうちに伸ばし伸ばしになり、なかなか完成しないということもあります。
どんな仕事でも、締め切りというゴール設定が必要なのです。
仕事をお願いするときは、どのぐらいの時間があればできるか、相手に予定を聞いておきましょう。引き受ける本人が答えるのですから、最初から無理なスケジュールは言わないはずです。
また、仕事を頼まれたときに依頼主が締め切りを言ってこない場合は、
「いつまでに必要ですか？」と、自分から確認するようにしましょう。仕事の優先順位をつけるのに必要だからです。
抱えているAという仕事の方が、頼まれたBという仕事よりも責任が重くて、なおかつ急ぎの仕事だったら、
「Aの仕事があるので、Bの仕事はお引き受けできません」と断った方がいいのです。
それでもあなたにやって欲しいと望むなら、相手は「Aの仕事が終わってからでいいから」と言ってくれるでしょう。そうでなければ、ほかの人にお願いします。
仕事の優先順位を見失わないためにも、締め切りを確認して、お互いに納得のいくスケジュールを立てられるようにしましょう。
頼み方・断り方のポイント
自分で都合のつく仕事でも、締め切りを決めて、計画的に進めることが重要です。また、相手に締め切りを伝えるときは、ギリギリではなく、万一のために余裕を持たせた日程を伝えておきましょう。
時間の余裕がない場合は、その旨正直に相手に伝えておくべきです。
⏬プロフィール 井垣利英（いがきとしえ）☆マナー嫌いだった私が、マナー講師になるまで
⏬人材教育家、マナー講師。井垣利英（いがきとしえ）【私の仕事】プロとして大切なこと
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