見出し画像

飛行機やホテルにサービス改善を伝えたいときは?【クレームを言うとき】

クレームは、怒りを伝えてばかりでは、逆効果

飲食店やホテル、飛行機を利用したときなど、サービスに対して不満があったときは、何も言わずに悪い噂を流すサイレントクレーマーになるのではなく、改善点を報告しましょう。それが相手のためだからです。

そういった場所には、だいたい感想を書く用紙が設置してあります。なるべく具体的に書くために、次のようなことに気をつけて書きます。

・〇月〇日の〇時ごろのできごとか
・気になったことを具体的に。担当者がわかれば名前も記入
・できれば、匿名ではなく、こちらの連絡先も記入
※日付や担当者名がわからないと、事実関係を確認できません。

このとき、怒りにまかせて文句を並べるのではなく、あくまでも「改善点をお知らせする目的」で出すことが重要です。

ホテルの場合、書いた感想用紙を部屋に置いておくより、フロントに持って行くか、郵送しましょう。飲食店や飛行機の場合も、担当者に手渡しするより、「ご意見箱」のようなところに入れるか、郵送をオススメします。

画像1

キラリと光る、クレーム用紙にこんな一言

私は、レストランや旅先などでとてもいいサービスを提供してもらったら、感謝の意を込めて、よかったことを手紙に書いて出すようにしています。

以前、タイのホテルに宿泊した際、マネージャーのIさんが、私たち家族に本当に良くしてくださいました。そこで、

「おたくのホテルのIさんによくしていただいたおかげで、くつろぐことができ、よい休暇を過ごすことができました。ありがとうございました。」と、日本に帰ってから、ホテルに感謝の手紙を出しました。

すると後日、ホテルの支配人から、「Iのことをこんなにほめてくれてありがとうございました。Iにもこの手紙のことは伝え、本人も喜んでいました」とお礼の手紙が届いたのです。

ファイル_002

この手紙で、Iさんがよく働いていることは、支配人にも正しく伝わったのです。支配人はIさんを見る目が少し変わったかもしれません。

Iさんも、きちんと人に評価されてうれしかったはずです。これからもがんばって、よいサービスを提供していこうと思ったことでしょう。

よいことをしてくれた人は、そのことを正しく評価されてほしいと思いませんか?そうやって、手紙で伝えれば、きっとよい仕事をする人たちがますます働きやすくなって、もっとサービスのよい世の中になるはずです。

今度から、感想用紙に、クレームでなく、よいことも書いてみませんか?


⏬プロフィール 井垣利英(いがきとしえ)☆マナー嫌いだった私が、マナー講師になるまで

⏬人材教育家、マナー講師。井垣利英(いがきとしえ)【私の仕事】プロとして大切なこと

⏬自分を磨くオンライン講座

⏬お問合せ、講座の詳細、取材依頼は【株式会社シェリロゼ】

お問合せ、講座の詳細、取材依頼は【株式会社シェリロゼ】
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-16-6-805
TEL 03-5448-1488 FAX 03-5448-1489
http://www.c-roses.co.jp/
メール info@c-roses.co.jp


ちょこっとマナー&プラス思考を伝えて、日本中を、明るい笑顔でいっぱいにしたい! 夢と自信をもって、多くの人たちがキラキラ輝いて生きられるように☆ 心が明るく、軽くなる記事、動画をアップし続けます。これからも、 一緒にワクワク笑顔を増やしましょう。ご縁に感謝。