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【感謝の言葉】「ありがとう」というべき時に「すみません」って謝っていませんか?

ありがとう増量キャンペーン、始めましょう!

例えば、取引先におじゃましたとき、会議室に通されて、女性スタッフがお茶を出してくれました。そのとき、あなたなら何と言いますか?

「あ、すみません」「申し訳ないです」「どうも…」

それとも、何も言わずに無視?
これらはすべてNGです。

「すみません」「申し訳ないです」は謝る言葉。
「どうも」は、言葉自体にあまり意味がありません。もちろん無視は論外です。

お茶を出してもらったら、謝るのではなく、相手に感謝すべきですよね?ということで、「ありがとうございます」と笑顔で言うのが正解です。言葉だけでなく、「笑顔」も重要なポイントです。

誰かに仕事をお願いして引き受けてもらったら、眉間にシワをよせて「すみません」ではなく、笑顔で「ありがとう」を言いましょう。

言われたほうも、謝られるよりお礼を言われるほうが嬉しいですよね?

飲食店でお店のスタッフを呼ぶときに、大声で「すみませ~ん」
上司に声をかけるときに「あのぉ~すみません、〇〇部長」

このように、「すみません」を日常的に連発している人が多いのです。あなたは相手に迷惑をかけたわけではないのですから、謝る必要はありません。

お店のスタッフを呼ぶときは、肩のあたりまで軽く手をあげて、「お願いします」でOK。上司に声をかけるときは、「〇〇部長、今お時間よろしいでしょうか」と切り出せばいいのです。

今日から、いや今から、「すみません・どうも」撲滅キャンペーン。
「ありがとう」増量キャンペーンのスタートです!

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お礼上手は頼み方の達人

「今日からありがとうをたくさん言おう」と思っても、日ごろから言い慣れていないと最初は照れくさいかもしれません。

でも、「ありがとう」は、思ったそのときに伝えないと意味がありません。お礼状を書くとき、タイミングを逃すと出しづらくなるのと同じです。心の中で思っているだけでは、感謝の気持ちは相手に伝わりません。

何か人にやってもらったら、どんな小さなことでも
「いつもありがとう。あなたにお願いして本当によかった」
「あなたの協力がなかったら、この仕事は完成しなかったよ。ありがとう!」

最初にありがとう。うれしかったところを具体的に述べて最後にまたありがとう。「ありがとう」は何度でも言いたい言葉です。

だいたい、頼まれた仕事をやりとげたときに、心から「ありがとう!」と言ってくれるAさんと、何も言わないで「あたり前」のように思っているBさんがいたら、BさんではなくAさんに協力しようと思いますよね?

人は、よろこんでくれる人に対しては、ますます力になろうと思うものです。

お礼が上手な人は、頼み方の達人かもしれません。もし、「ありがとう」を言い忘れている人が誰かいたら、遅すぎることはありません。さあ、今すぐ伝えて!

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「ありがとう」は、自分のまわりを天国にする言葉

日本には「言霊(ことだま)」という考え方があるのをご存じですか?昔から言葉には魂が宿ると言われ、言葉を発すると、その言葉の内容どおりの状態を引き寄せると信じられてきました。

現代的に説明すると、自分が発した言葉は、自分の身にはねかえって自分自身に無意識に刷り込まれるのです。発する言葉に敏感になりましょう。

そこで、積極的に言いたいのが、「ありがとう」という感謝の言葉です。

うれしいときに言うのはもちろんですが、いつもガミガミとうるさい上司から小言を言われたときや、やつあたりとしか思えないようなクレームの電話にもすかさず、「ご忠告ありがとうございます」と感謝の言葉を伝えるのです。言ってくれなければ、こちらは気づけなかったこともありますよね。

実は、そうやって「ありがとう」を伝えると、相手の態度が変わるという、不思議な現象が起こるのです。

今まで自分にいじわるだった人が急にやさしくなったり、いつも苦情を言ってくる人がその日からパッタリ何も言わなくなったり…。

変化はその場で現れる場合もありますが、数日経ってからジワジワ現れることもあります。「ありがとう」は、自分のまわりを天国にする言葉なのです。

私のまわりには、実践したら本当に信じられないような変化が起きた人たちが何人もいます。あなたも、どんなときも「ありがとう」と言うよう意識してみてください。

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頼み方・断り方のポイント

・言葉づかいにも意識を向けましょう。
×「すいません」
〇「すみません」

・エレベータの扉を、自分のために誰かが開けて待ってくれたときや、階数ボタンを押してくれたときも、「すみません」ではなく「ありがとう」と言いましょう。

・お礼状は3日以内に出すのがマナー。はがきや切手は、季節に合うものを用意しておくとよいでしょう。

・何か品物をいただいたら、「ありがとう」だけでなく感想を具体的に伝えましょう。食べ物は味わった感想を伝えるとよろこばれます。

・お願いするときによく使う言葉
<切り出し方>
  大変恐れ入りますが~
  ご多用中恐縮ですが~
<強制せず相手に判断を委ねる語尾> 
  ~していただけないでしょうか
  ~していただけるとうれしいです(助かります)など


⏬プロフィール 井垣利英(いがきとしえ)☆マナー嫌いだった私が、マナー講師になるまで

⏬人材教育家、マナー講師。井垣利英(いがきとしえ)【私の仕事】プロとして大切なこと

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