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【次につなげる】断られても相手に感謝。次は絶対に断られない!
断られたときの対応が、次の勝敗を握っている
「そこをなんとか…」
何度も必死に頼みこんだけど、残念ながら断られた。
そんなときも、過去の記事⏬で説明したように、”人事を尽くして天命を待つ”精神でいれば、落ち込んだり卑屈になることはありません。
「そんな冷たい人とは思わなかったよ。もう二度と頼みませんっ!」などと断られて逆ギレする人はいませんよね?相手も事情があって断ったのですから、仕方ありません。
断れたときは、次につなげるためにも
「今回はご検討いただきありがとうございました。次回また機会がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします」
と、次回につなげるように、「ありがとう」と感じよく締めくくるのが大切。今回はダメでも、次回は引き受けてもらえることがあるからです。
万が一、ひどい対応をされて「二度と頼みたくない」と思った相手でも、後味よく締めくくるのが大人のマナー。
返す言葉で失礼な態度に出れば、相手にのちのちどんな悪い噂をばらまかれるかわかりません。それに、言霊(ことだま)の話にあるように、不平、不満、グチ、悪口などは言った自分にはね返ってきます。
どんな相手でも、今後また、どこでお世話になることがあるかわかりません。心の中で「あばよ!」と言いたくても、感謝の言葉で後味よく締めくくりましょう。
次回に向けて、改善・改良のチャンスだと思うこと
相手に断られたときは、断られた理由を次回依頼する際に活かします。一度断られたのに、改善することなく同じ頼み方をする人はいませんよね。
相手にAの日程では無理と言われたのなら、次回は「Bの日程ではいかがでしょうか」と代替案を出して交渉するのは当たり前です。
相手が言う問題点を解決してからもう一度アタックすれば、相手も断る理由がなくなり、引き受けてもらえる可能性が高まります。
営業マンが、顧客に品物をすすめるときと同じです。顧客に断られたときは、その理由を聞きだせたら、チャンス!!不満点を改善していけば、最後は顧客の理想に近い品物を提案することができます。
仕事でうまくいかなかったことや気になったことは、次回へのチャンスとして、大いに役立てましょう。完璧と思えることでも、必ずどこか改善点はあります。
どうしたらよりよくなるか、常に考えておくことが大事です。思いついたことや気づいたことはその場でメモをとり、今日より明日、明日よりあさって、常に改良・改善していきましょう。
頼み方・断り方のポイント
・ビジネスはスピードが大事です。今やろうとしたことは、すぐ行動に移すクセをつけましょう。人に何かをお願いして断れたら、その場で落ち込まず、すぐに頭を切り替えて別の人に頼みましょう。落ち込んでいるヒマがあったら、前を向いて動きましょう。
・相手の言葉や不満の声にこそ、改善・改良のヒントが隠れています。失敗したとしても、得たことを教訓として活かし、今後に役立てましょう。
⏬プロフィール 井垣利英(いがきとしえ)☆マナー嫌いだった私が、マナー講師になるまで
⏬人材教育家、マナー講師。井垣利英(いがきとしえ)【私の仕事】プロとして大切なこと
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