フィッシング詐欺の巧妙化にご用心
私のアカウントは時々フィッシングメールのようなものが時々来ます。
大抵は”Amazon”を語るメールです。ただ、ほとんどは頭には”Amazon”と書いてありますが”なりすまし”メールです。
そんな中、”pocketカード株式会社”という会社を語ったメールがきました。まず、このメールの画像を見てください。
このメールが巧妙だと感じたところは、以下3点です。
1.ドメインがpocket"となっているのでその会社から来ている思わせます。
2.”pocketカード株式会社”は架空の会社ではなく実在の会社のようです。
3.下段に会社名と共に日本の住所が記載されていること。
私は”Pocketカード株式会社”という会社は全く知りませんでしたが、
よく”サービス名”と運営会社が違う場合もあるので、ひょっとしたら今使っているサービスの運営会社かな・・・・と20%ぐらい信じてしまいました。
ちょっとクリックしてみようかな・・・・と危なく思いましたがその前に、
Google先生で”Pocketカード株式会社 詐欺”と検索してみました。
案の定ありました!一般社団法人セキュリティー対策推進協議会から「<重要>【POCKETCARD】ご利用確認のお願い そのメールは偽物です!」という内容でした。
皆さんはこんなメールには引っかからないと思いますが、見慣れない でも身に覚えがあるかもしれないメールが来た時はGoogle等の検索サイトで以下のようなワードで検索することをお勧めします。
”xxxxxxxxx 詐欺”
”xxxxxxxxx なりすまし”
”xxxxxxxxx フィッシング”
実は損害はなかったものの、完全に引っかかったことがあります。
今から2年前の2月頃の事です。
丁度Amazonを使って商品販売を試みていたこと時です。
スマートフォンのSMSに以下のような感じのメッセージを受信しました。
「Amazon会費を未納で12カ月経過しています。遅滞金は36,000円です。
03-xxxx-xxxxの番号に電話してください。」
当時、電話番号のSMSサービスを使ったメッセージ配信アプリケーションがあるのを知らなかった私は以下の2つ理由で完全に信じてしまいました。
1.自分がAmazonのサービスを利用しており、ひょっとしたらと身に覚えがある。
2.SMSサービスは携帯電話/スマートフォン 一つ一つに割り振られた
固有の番号なので、基本的にはSMSにメッセージを送れるのはこの
電話番号を知っている人だけであり、Amazonにはこの番号を登録していある。
そしてそのSMSメッセージ書いてあった電話番号に恐る恐る電話してみると
35歳前後と思われる落ち着いた声のカスタマーサービスを名乗る方が電話に出ました。私は以下のような質問をしたように記憶しています。
自分では見に覚えないが遅滞金はあるのか?
契約の証拠はあるのか?
この1年の間に途中で督促メールはおくっていないのか?
すると「再度確認し折り返す」とのことで一旦電話は切れました。
その間に(あるはずもないのですが・・・・)受信メールフォルダーの中で、過去に10万件以上もあるE-mailを検索し”契約完了”と”督促メール”を探し続けました。
すると3時間後ぐらいに電話が鳴りました。ここで本当は気づかなければいけませんでした。
まず最初にかけた電話番号と今受けている番号が違う、
そして最初に話をした人と別人物からの電話である。
でも、お人よしの私は督促する部署と確認部署では電話番号も違うし分業でやっているので担当者も違うのだろうと。
その人が言うには「やはり契約していて遅滞は発生しています。「やはり契約していて遅滞は発生しています。但し、今回は意図的に遅滞したのではなく偶然であるので遅滞金の50%を支払ってください。」
私もこれ以上この件に関わって時間を取られたくないと思い、ついつい1.8万円ぐらいならしょうがないか・・・と合意してしまいました。
偽カスタマーサービスから、名前はすっかり忘れてしまったのですが「Amazon支払い」みたいな感じで、コンビニでそのアイコンをクリックしてコード番号を入力することで支払する方法があるみたいで、それを指示されました。
近くのファミリーマートに行ってその支払いコード番号をメモして元々の金額の50%と言われる指示された金額を支払ってしまいました!!
ところが支払った瞬間に、ある気づきが頭に下りてきたのです。
Amazonのカスタマーサービスの電話番号に連絡して「今回の経緯を伝えて確認すべきだった・・・」と。
そして早速、Amazonのカスタマーサービスに電話して「詐欺に引っかかった!」と判明したのです。
お恥ずかしいです・・・・。
但し、コード振込みをして実際に受領者に届くのは3日後というのが不幸中の幸いでした!
Amazonに「留めて返金して欲しい」と伝えたところ、保留させて返金可能だが、警察に行って「被害届」を出してください!と指示を受けました。
そして、街は平昌オリンピックで盛り上がっている中、警察署へ行き9時から2時間被害届の調書を書いて、何とか返金してもらいました。良かったです!助かりました!
纏めとして、フィッシング詐欺に合わないようにするには以下の確認が良いと思います。
・そもそも身に覚えがないメール・SMSは開かない
・身に覚えがある場合、Google/Yahoo等の検索サイトやその身に覚える
・送信元の会社の本社等の連絡先を自分の方から確認して問い合わせる
ただ、皆さんはそんな失敗しないと思いますが、十分気を付けてください。だと思います。
今日もここまで長文にお付き合いくださりありがとうございました。
明日も良い週末を!おやすみなさい!
未来志プロデューサー きむきむ未来志プロデューサー きむきむ#YouTube 「未来志【史】チャンネル」やっています。良かったら訪問してみてください。
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