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まだ(使う)? 大人の意志は尊重します

洗濯物を干していると、衣類の痛みが目につきます。
つま先に穴が空いた靴下
かかとが擦り切れてきた靴下
はきぐちの部分がほつれたもの

「捨てる?」
「まだいい」

夫と私の会話です。
私と夫の共通認識は、大人の意志は尊重する。
ボロボロでも、色が褪せていても、本人が使うというなら勝手に処分はしない。(ボロボロになっていることだけ伝えます)

私の要るものは、あなたの要らないもの。
あなたの要るものは、私の要らないもの。

あなたの、
首がのびたTシャツ
穴が空いたズボン
つくっていない(いつか作ろうとしている)プラモデル
(壊れたときに修理するための)色々な機械の部品
中学のときに作った戦車のプラモデル
座席が2つしかなくてかっこつけだけのスポーツカー
・・・全部、私には要らないもの。

私の、
読み聞かせように揃えた絵本(我が子の絵本年齢はとっくに過ぎた)
いつか読もうと古本SAILで買っておいた昔話全集
いつか編もう作ろうと取り置いている毛糸・布・糸・ワイヤー
20年以上前から鎮座している頂いた年賀状・手紙の束
嫁入り道具に持ってきた鏡台(使ってはいない)
・・・全部、あなたには要らないもの。

こういう大人が集まって暮らしていると、とにかく物が多くなる。
それぞれの空間が必要だ。

「子どもが巣立って夫婦二人になると広い家は要らなくなる」と言われた。
いえいえ、夫婦二人になると、
円満に暮らすためにプライベートスペースが必要です。

あなた(私)の要るものは、
私(あなた)に要らないものだから、
私の(あなたの)目の届くところに置いておかないで。

よれよれになったTシャツは着古していてよく汗を吸うのよ。
色々と取り置いておくと、いざという時に使えるのよ。
(コーヒーメーカーが壊れても修理・ボタンがとれても付け替えて)
自分が要ると思うものは捨てられない。

昨今の断捨離ブームに逆行するようで申し訳ないが、
物は大事にしていきたい。
自分が納得して、次にどうするかを決めていきたい。

大人の意志は、尊重いたします。

※ ただし、リフォーム・引っ越し・同居など、強制的に物を減らさなくてはならない時はある・くる。
そのときにこれはどれくらい自分に要るものなのか、ランク付けはしておこうと思う(我が家には重要度3%くらいから95%くらいのものまで多くの物があります)



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いふ!
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