個人の家計簿は主観でいいじゃない 残高は正確に
確定申告の時期がきましたねぇ。
領収書を広げて、国税庁の確定申告コーナーで入力して、間違えてはやり直す。
なんて、めんどくさい季節。
昨年末からの領収書の要らない●●資金のニュースや、
税務相談コーナーのアルバイト職員が「●●資金は税金納めなくていいなら私も」と詰め寄られているニュース(職員さんかわいそう、あなたが悪いわけではない)を見ると、領収書と格闘する気力が萎えます。
ご存じでしたか、政党への寄付は税額控除でふるさと納税のような所得控除より控除が大きく、税金を払う額が少なくなるのですよ。
個人的には、寄付(政治家・宗教法人・慈善団体など)も全て寄付収入額から一定額の控除を認めて税務申告する制度にした方がいいと思いますけどね。支払う側は控除を受けるために申告をして、もらう側は納税対象外だから申告をしないのは片手落ちでは?
お金の本質は「流れ」ですから、見える事が大事。
堰き止めや、漏水はいけません、事故になります。
すいません、確定申告時期で脱線しました。
FP アドバイスに欠かせない三種の神器。
家計簿・キャッシュフロー表・バランスシート
これを企業会計にすると
損益通算書・年次計画書・貸借対照表
(簿記3級の試験を逃げ出した私には難解だけど、控除をもらうために作成しますよ)
FPですから家計簿もちゃんとアドバイスしますよ。
FP協会のHPにものってますしね。
最近は「アプリの方がいい」、YouTube界隈では「節約したいならマネー〇〇で管理が必須」などと過激に書かれていますね。
(色々なアプリを紹介しているURLを貼っておきますね)
自分が人生をきちんと終えてないのに、人様の人生のお金のことにアドバイスするのはおこがましい、という考えがどうしても抜けませんでした。(人生終わった人からのアドバイスは受けれませんけど😅)
還暦近くなって生産年齢終了まじかになって、ようやく語れるようになりました。
家計簿・キャッシュフローは主観(いいかげん)でいい。
バランスシートは客観的に事実から目をそらさない。
個人の家計ですもの、誰に見せるものでもない。
好きにすればいいのですよ。
何年も家計簿をつけてきましたが、費目分けも、費目の設定もいい加減。
外食したときにこれは「食費」「外食費」「娯楽費」で悩みます。
どうせ出て行ったお金なので、その日の気分で決めてました。
子どもと夫の無駄遣いが多いと感じた年は「夫費」「子ども費」の項目を増やしました。
当然、収支は合うわけがない。
年間で合わない収支が〇〇万円、計算するだけ無駄無駄。
家計簿は私の中で「あんたが使っているんじゃ」と予定通りにいかない家計を自分に納得させるためのツールとなっています。
家計簿 = 節約 は嘘
家計簿 → 節約 はよくあること。
家計簿は「節約しよう」というモチベーションになるけれども、使ったお金の記録なので節約にはなりません。
モチベーションを上げるためのツールなので、正確である必要はありません。
でも、全てが正確でないデータに基づいて行動していては家計がどこへ到着するのかわからない。主観と間違った進言に頼って進む独裁者がどうなっていったか、歴史にたくさん出てきますよね。(現在進行形のところもありそうなので恐ろしい)
正確に記録するのは金融残高(貯金・投資時価・ローン残高など)
通帳とか支払い明細から転記するだけで正確に記録できます。
「通帳を隠さずお出し!」と通帳残高を見せてもらう。
今いくらあるのかが、とても大事。
今までどのように推移してきたかがわかり、
これからどのようになりそうなのか予測がつきます。
財布に例えると、いくら使ったかより、
今いくらあって、いくら使えるのかが大事。
我が家もバランスシートだけは毎月確認しています。
毎年でもいいのだけど、気になるので毎月チェック。
(株式、投資信託など時価が変わるものを持っているなら毎月チェックをおすすめ)
それでも、夫・妻(私)ともに内緒の口座を持っているので正確ではないけれども、マイナスになっていなければいいかとそこは寛容に。
秘密は夫婦生活を円満にするのにとても大事。🤫
普段のアドバイスでは話せない、ちょこっとFP の本音。
そのうちちゃんとFPしますね(予定では😅)
共感してくださると嬉しいです。宝くじで5億円当たったらカナダに別宅ができますので、ぜひおいでください。犬をお飼いの方は犬オーナー用のマンションも運営する予定なのでご検討ください。