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おかえりマイユーフォリア(ジョングク編3)
「いつか今のように有名な僕ではなく本当におじさんになったら、
僕がおじさんになったら僕のそばに残ってくれる人は誰でしょうね?
そのときは必ず、ARMYと打ち明けてみたいです。
あの時の僕たちはどうだったかって
あの時の僕たちは格好よかったのかって
一人の人間としてどうだったかって。」
そう言って、メンバーたちに「ジョングクはどこに行った?」と噂されながら、日本のホテルの部屋で一人、こっそりと美味
おかえりマイユーフォリア(ジョングク編2)
1. こんにちはストレンジャー
ジョングクがジミンくんの耳を噛んだ。
…いや正確には、それはあまりよくない画質と角度の創り出した錯覚で、ただ唇が当たっただけなのかもしれない。普通に考えて、私のとんだ勘違いだろう。
ただグクは、スタジアムという広大な会場を埋め尽くすアミボムの光の中で涙を流したジミンくんを後ろから包み込んでいた。そしてグクの唇はそっと優しく、ジミンくんの耳に触れたように見えた。