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2024夏-旅写真⑤ ウポポイ-博物館

 こんにちは。伊盾いだてです。

当記事は「北海道-冒険記」の一環です。
【ウポポイ】の【国立アイヌ民族博物館】の写真を掲載しています。

当「旅写真」シリーズは、旅のエピソードや関連情報の多くを省き、省いた点は、このあと執筆する「冒険記」シリーズに記録する予定です。

~ はじめに ~

当記事は下記のうちの「旅写真⑤」 です。

<写真シリーズ>
 2024夏-旅写真① 苫小牧-泊
 2024夏-旅写真② ウポポイ-昼食
 2024夏-旅写真③ ウポポイ-体験
 2024夏-旅写真④ ウポポイ-コタン
 2024夏-旅写真⑤ ウポポイー博物館
 2024夏-旅写真⑥ 白老-泊 ( 仮 )
 2024夏-旅写真⑦ 洞爺-泊 ( 仮 )
 2024夏-旅写真⑧ 大沼公園 ( 仮 )
 2024夏-旅写真⑨ 函館-1 ( 仮 )
 2024夏-旅写真⑩  函館-2 ( 仮 )
 2024夏-旅写真⑪  函館-3 ( 仮 )
 2024夏-旅写真⑫  函館-4 ( 仮 )


私の記事をご覧いただくにあたり、
【免責事項・リンク・著作権について】の内容もご了承くださいますよう、お願い申しあげます。
( 記事末にもリンクバナーあり )


以下の文字数は約2,200文字です。
 読了の推測時間は5分程度です。
( 画像での文字は含めていません )

 

【国立アイヌ民族博物館】に到着


我々は【国立アイヌ民族博物館】に入館した。
2階にある展示室の対面は、長さ約50mのガラススクリーンになっている。

2階から『ポロト湖』を一望できる設計だ。
空は晴れわたり、その美しさは “ 絶景 “ である!

幸福感は上昇!⤴ 🍀🍀🍀🍀🍀✨

展示会場の手前に2つの説明文があった。
公式サイトにはない説明文だ。

とても簡潔な説明文で、私にもわかりやすい。
テキスト化を考えたが、行わないことにした。
以下に写真画像を掲載する。

“ 拡大表示 “ で文字が読みやすくなるように考慮したが、いかがかな?

ちなみに ′ 転載 ( 違法行為 ) ′ は厳禁。
利用希望のお方は当記事の「リンクカード」かURLリンクを張っていただきたく存じます。

展示室の入口には「動画撮影は禁止」のパネルあり。

館内の写真撮影もSNSへの投稿も可OKとのこと。とっても嬉しい 💛
他者への配慮をもって撮影と投稿を行おう。

 

【衣服】/【タマサイ (首飾)】


展示品には再現品も含まれる。
使用された年代や地域の表記がないものある。

ん・・・?

上の写真 ( a.12「ウイルタや二ヴフの衣服」) 、説明文と展示物のつくりが異なっている・・・? 🙄
( ここでの深追いはやめておこう・・・ )


下の写真は、祭りや儀礼などの際にアイヌの男性が着用する衣服。

和人との関わりあっての衣服だと感じる。

アイヌも住む地域によって方言があり、衣服のアイヌ模様の表現手法も異なる。つまり、方言や衣服でどの地域のアイヌかがわかるということだ。

アイヌの木綿衣は4種類あるといわれている。
下の写真は、その4種類のうちの2種類。

上の写真は【タマサイ (首飾)】。
祭りや儀礼などの際にアイヌの女性が身に着ける。

そして「陣羽織」!?
アイヌの男性はアイヌ文化の大切な儀礼の際に、アイヌの儀礼用衣服の上からに “ 和人の陣羽織 “ を重ねて着るようだ。

下の写真の「絵葉書」についての情報も、今後の「冒険記」に記録する。

20世紀前半 ( 1901年~1950年 ) の絵葉書。
人物に関する記載などはなかった・・・。

下の写真の「陣羽織」は再現品ではないと思うのだが、こちらも詳細説明がなく、年代についてもわからない。

背中の紋の下にトンボ●●●っ! 👀✨

上の写真の陣羽織のタイプや紋から、色々と浅はかな想像をしてしまうが、ここで述べることは割愛する。

 

【仔熊の飾り】/【イモカシケ( お土産荷 )】


アイヌにとって、人間の世界の動物は “ 姿を変えてやってきた神 “ である。

下の写真は樺太アイヌの “ 霊送れいおくり儀礼 “ のための【仔熊の飾り】を再現したもの。飼い仔熊の霊送れいおくり儀礼は『イオマンテ』といわれる。

生け捕った仔熊を1~2年ほど育て、その魂を天に返すことで受けた恵への感謝を示し、再び人間の世界に恵みがもたらされることを願う儀礼だ。

仔熊の後ろの「仔グマつなぎ杭」の高さは6m!
本来は10mもあるらしい!!
( どうやって立てんのー!? 😲💦 )

再現された「イモカシケ (お土産荷)」。

上の写真は『イオマンテ』の儀礼の際に、カムイに持たせる “ お土産 “ 。

展示会場内では、この “ お土産 “ についても語られるショートアニメーションが放映されていた。ちょっこしホッコリできる説明が含まれていた。

意外にもネット上で見つけられない説明だった。
これも今後の「冒険記」で記録する。

 

【チセ (住居)】/【イタオマチㇷ゚ (板綴舟いたとじふね)】 


下の写真は樺太アイヌのチセの模型。
言うまでもなく樺太は白老よりも極寒の地。
【ウポポイ】のチセとは異なる造りである。

厚岸湖あっけしこで出土した「イタオマチㇷ゚ (板綴舟いたとじふね)」

先ほど『ポロト湖』の前で見た「チㇷ゚ (丸木舟まるきぶね)」とは異なり、複数の部材で造り込む舟だ。

17世紀後半のものとある。
1651年~1700年の間として想像してみる。

「松前藩の成立」が1590 年。その後、和人との貿易関係は深まり、その貿易がアイヌにとって欠かせないものとなっていったことに疑問はない。

「シャクシャインの戦い」が1699年。この時代のあたりまでに造られ、使用された舟と推測する。

実物を目にすると、歴史がリアルに感じられる。

 

【雪上を進む道具】/【漆器】


下の写真の「ヌソ (犬橇いぬぞり)」は小型の模型。
実際の大きさの記載はない。

その他は実物大のようだが、再現品であるか、いつつくられたのかの記載もなかったと思う。
( 私の見落としだったらスミマセン … )

上の棒は箸「イクパスイ (捧酒箸)」。
下の器は「トゥキ (杯)」。

和人から入手した【漆器】も「陣羽織」同様、主に儀礼用だったようだ。

いつの時代でも先進的なものへの魅力は大きいだろう。しかし、それによって貧困となる者たちもいる。過去の問題だけではない気も・・・。

 

【テンパテンパ (探求展示)】


ここでも “ 体感できる展示物 “ に出会えた 🌟
知識を得ることと触感を得ながら体験することを組み合わせた探求展示だ。

またも言わずもがなだが、一応記載する。
特にケイタは触りまくって楽しんでいた。

下に展示の一部を写真で掲載。

左にあるUの字型の鉄板に、磁石入りの半球を乗せる。

【タマサイ (首飾)】をカスタムメイドできる探求展示が気に入ったらしく、ケイタはデザインを考えながら黙々と取り組んでいた。

しかし、放っておくと、また延々と・・・。

あのぉ~、ケイタさん・・・、
 ぼちぼちカムイたち●●●●●にご挨拶を・・・🐺💦

 

【動物とアイヌ文化】


ケイタは生きもの好きである。
特に獣毛で覆われた動物が好きらしい。
それにより縫いぐるみも大好きなのだ。

男子も素直に “ 縫いぐるみ愛 “ を示せる時代。
その点は “ やさしい時代になった “ と思える 😊

・・・・「山の神」?


お別れの時・・・。

別れを惜しむ熱い抱擁・・・💖

ケイタの長ーーーーーーーい抱擁を待ったのち、
土産物を買って退館した我々である。

 

【郵便ポスト】のデザイン


【ウポポイ】を出たところに青いポスト!

この言葉は、もう一つステキな意味をもっている。
今後の「冒険記」で記録する・・・。

子どもたちは今夜の宿泊場所をまだ知らない。
我々、大人たちも初の利用である。


この夏の “ 道央→道南への旅 “ は続く。

 

~ おわりに ~

この日の滞在も下図の赤丸です。
次回記事は「2024夏-旅写真⑥ 白老-泊 ( 仮 )」です。
( 少し時間が空いてしまうかもしれません )

ほんの少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。
よろしければ 「スキ💛」してやってください。


読者さまの “ 貴重なお時間 “ をいただきました。
私の記事を最後までお読みくださいまして、誠にありがとうございました。


以下は当シリーズの最初の記事です ( 無料 ) 。
よろしければ、ぜひご覧ください 🍀

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©2024 伊盾津志 (執筆) / 絵筆描月 (作画)

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