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研究発表で見えた、学校をより良くする方法

こんにちは。ぐうぽんです。

今年度は勤務校2校で研究発表があり、先日1校目で発表が行われました。
詳しく知らなかったのですが、根底に心理学の要素が含まれていました。

児童と先生の「自己肯定感の底上げ」

今の子どもたちは自分が思っている以上に自分に自信がない、自分は役に立たないと思っているようです。

特に勤務校の児童は、以下の傾向にあります。

・親が共働き
・ネグレクトではないが子どもに無関心
・褒められたり会話したりする経験が少ない
・落ち着きのない子、反抗的な子が多い
・学校が嫌い、楽しくない

自分も子どもの頃は親が家にいるものの話す機会が少なく、関心も低かったです。
趣味や内面的な話なんて一切しないので甘えられる機会もなかったです。
そのため自己肯定感は今の子どもたち同様低いですし、承認欲求も高かったです(今はかなり低くなりました)。

時代は変わり、技術等は進歩する反面、心の貧しさは増す一方だと感じます。

この現状を変えるため、取り組んだのが

先生も児童も、とにかく「褒める」

だったそうです。

活動の変遷を簡単に言うと

先生同士が率先して「ありがとう」を伝える→ありがとうの輪が広がる→子ども同士のありがとうが増える→クラスや学校の雰囲気が変わる→学校を楽しいと思える子どもが9割を越えた

そうです。

確かに初めて学校に入ったとき、とにかく挨拶する児童が多いと感じました。
昔からの噂であまり評判は良くないと聞いていたので驚きました。
その裏にはこの研究があったようです。先生方のたゆまぬ努力です。

さらにその裏には心理学があり、研究発表でマズローの欲求段階説が掲げられたとき(あ、これ超有名じゃん)と内心思いました。

でも逆に返すと、私の中では既存知識でも多くの先生には知られていないのか、とも感じました。

つまり、心理学や自己啓発をもっと教育の現場に落とし込めば、児童生徒にも変化が起きるなど、結果が表れるとも言えるでしょう。

自己啓発本が役立つ時代に入っている

私はかれこれ25年以上、中山庸子さん、浅見帆帆子さんを中心に様々な自己啓発本を読んできました。
きっかけは社会に出たとき、行動の仕方や人間関係に悩み、どう生きていけばいいか分からなくなったからです。

心理学は少々堅苦しく難しいのですが、こちらは読んでいて「あるある!」「なるほど~」が多く、大変役に立ちました。

早いうちにこうした本と出会えたので、今の自分がそれなりに社会で生きていけてると思っています。

最近は、特別支援を担当する先生も結構自己啓発本を使われているのを見ています。
また、今回の研究発表を見て、学校現場にはもっと心理学や自己啓発に関する理論を取り入れたほうがいいのではないかとも感じました。

自分が本を読み、実験して感じ取った考えは、どうやら大人だけでなく子どもにも有効

であれば・・

私がこれまでに感じ取り、実践し効果があったものは、ちょっと声に出していこうと思います。

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ぐうぽん|教育×ICT
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