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小3国語「図書館たんていだん」

こんにちは。ぐうぽんです。

4月の国語は、図書館の構成やしくみを知る授業が構成されています。

昨年までに3年~6年の図書単元を実践しましたが、その中で今回は3年生「図書館たんていだん」をご紹介します。

最後までお読みいただくと、提示用PowerPointとワークシートがダウンロードできる特典をお付けしています。

※本事例は令和2年度の教科書で構成しています。令和6年度版では一部変更があるかもしれませんのでご了承下さい。

図書単元について

図書館の利用については、「小学校学習指導要領 国語編」の中に読書活動と学校図書館として記載されています。

第1章 総則
第4 指導計画の作成等に当たって配慮すべき事項
 2 (10)学校図書館を計画的に利用しその機能の活用を図り、児童の主体的、意欲的な学習活動や読書活動を充実すること。

文部科学省 「小学校学習指導要領 国語編」より

この単元では、普段から利用している図書館(図書室)に注目し、
・本を探す手段には日本十進分類法があること
・本を探すには分類を使うことができること
・地域には図書館以外の公共施設等がある

等を学び、学習の一貫として図書館等の施設を積極的に利用することを目指しています。

3年生では「探偵」になりきって、図書室のひみつを探りながら読みたい本を効率的に見つける方法を学習します。

実施時期:4月上旬

学習の流れ

※図書室で実施
1.これまでどんな方法で本を借りてきたか、意見を出してもらう

2.教科書にある「分類」に着目し、図書はすべて0から9の数字で分類されていることを理解する(日本十進分類法に軽く触れておくのも良い)

3.教科書の問題を読み、指定された本がどの分類に属しているのか予想し、ワークシートに書く。書き終わったら実際に本を探してみる

4.本探しゲームを行う
(図書室の中から1冊本を決め、それがどの分類に属しているかを予想させ、判定するゲーム)

5.まとめ、ふり返り

実施してみて

昨年実施したとき、各学校で図書室の運営に違いがあるので、それぞれの特徴をあらかじめて捉えておくのが大事だと感じました。
特に日本十進分類法の表は掲示されているので、その存在に気づかせ利用させるよう助言しました。

本探しゲームは、クラス全体で参加できるのでかなり盛り上がった記憶です。
普段の図書活動から、どうしても読み物系に偏る傾向にあるので、なるべく読んだことや開いたことのない本を指定させたり、少し奇をてらった本を選ばせたりすると、グッと興味関心が湧きます。

また学校司書さんに協力をしてもらうと、より深みのある授業が行えます。
時間を合わせるなどして支援も検討してみてください。

読書活動を通して本に興味関心を持たせるだけでなく、図書館の機能を知ることは情報活用能力の育成にもつながります。

貴重な図書単元を児童と一緒に楽しく取り組んでみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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