柔道沼にハマって投げ飛ばされた話 高校生編（薄いBL要素あり（笑））
朝食の納豆を美味しくいただいていたところ
「柔道着のくさい話」がフラッシュバック(T ^ T)
トラウマと向き合いながら納豆を完食した49歳です
今回は
軽い女性不審になった
齋藤一郎少年が
男子校という
秘密の花園で繰り広げられる
柔道沼にハマって
投げ飛ばされた話
高校生編（薄いBL要素あり（笑））
を勝手に語らせていただきます（笑）
前回のお話
くっそ長いお話なので
ひまでひまでどうしようも無い時にでもどうぞ（笑）
それでは
柔道沼にハマって投げ飛ばされた話
高校生編（薄いBL要素あり（笑））
はじまりはじまり〜
中学３年生の最後の中体連を終え
進路の問題が出てきます
当時好きだった子から
こっぴどくフラれ
見事に僕の心が投げ飛ばされて
豪快に一本負け
もう地元に居たくない
(T ^ T)
と
僕は
全国大会常連
県内でも有数の
柔道の強豪校への進学を志望します
が・・・
家族が猛反対(T ^ T)
特におかあさんとばあちゃんがすごかった
「いつも怪我ばっかりして❗️絶対ダメ‼️」
と取り付く島もありません
しょうがないので
「地元の進学校をめざす❗️」
と家族を安心させますが
実はその進学校も
地元では柔道の強豪校
元オリンピック候補だった顧問がいる
柔道部が目当てで
その男子校に
僕は無事進学をするのでした
入学式を終え
１年生は体育館に集められ
各部活の部長による説明会
「６０キロ以下級 県大会個人戦優勝した」
というS部長の話を聞き
血が騒ぎまくる僕
すぐに柔道部への入部届を提出し
その日のうちに柔道部の練習に参加
果敢に
S部長や先輩方に
勝負を挑む齋藤一郎少年
挑み続けて約１週間後
体格&パワーの差はかなりあったとはいえ
まぐれでS部長に一本勝ち
ざわつく柔道場
部活が終わってから
３年生の先輩方に
顔の形が変わるまで
ボッコボコにされ
思いっきり可愛がられる
齋藤一郎少年
３年生って怖え(T ^ T)
３年生が引退するまで
それからちょっとおとなしく
過ごすようになるのでした
恐ろしい３年生が引退後
すぐレギュラーに選ばれ
めちゃくちゃ調子にのる僕
そんな時に
一冊の柔道漫画の
キャラクターに感銘を受けます
出典：少年サンデーコミックス
河合克敏先生作 帯をぎゅっとね！
今でも一推し柔道マンガです‼️
この漫画に出てくる
「斉藤浩司」君
多彩な技とスピードで
どんな大きな相手にも
正々堂々と戦い そして勝つ‼️
「最強の技師 斉藤」
その姿に
齋藤一郎少年は
痺れまくるのでした
そして何よりこの漫画
柔道部の泥臭さが一切ない（笑）
女の子のキャラクターも可愛い❤️
「最強の技師 斉藤」
に
恋をする女の子（永井真理子様 似）
そのお話を見て
青春って・・・
恋っていいな・・・
憧れを抱く齋藤一郎少年がそこにいました
そして何を思ったか
自分を
「斉藤浩司」君と
重ね合わせる勘違い（笑）
運悪く中2病魂が爆発（笑）
最大の持ち味であったパワーを封印し
スピードと多彩な技にシフトするも
付け焼き刃のため
大事な試合で
まったく勝てなくなるのでした
(T ^ T)
大事な試合に勝てなくなったとはいえ
僕はそこそこ強く
2年生になり
団体戦では
3年生4人に混ざって次鋒で出場
個人戦は71キロ級
運良く有名選手を破ってベスト8
次はインターハイ出場を狙える❗️
そう思っていました
そんな最中に
入部してきた１年生ＡＮ
とにかく
超がつくほどの
美少年（体重55キロの軽量級）
苔太郎様の作成してくれた画像のイメージが
ドキッとするほどANに近くて
採用させていただいております（笑）
ＡＮは
永井真理子様みたいで
そこらへんの女の子より
全然可愛い❤️
とにかくめちゃくちゃ
可愛かった❤️
そして美少年は性格まで良いのです😭
朝練で部室に行くと一人で掃除をしていたり😭
私が怪我をするとあの美しい顔で心配してくれたり
甲斐甲斐しく世話をしてくれたり😭
試合直後はマッサージをしてくれたり😭
後輩の面倒見がよかったり😭
絵に描いたようなパーフェクトヒューマン（笑）
そんなAN と
毎日
寝技やったりするわけです（笑）
締め技をかけると
苦しそうな顔まで可愛い❤️
若干性癖が歪みそうになるのを
耐える日々…
(T ^ T)
（補正率２００％もうすでに別人（笑））
そんなＡＮを狙う男❗️
１年生のＳ（笑）
私が行っていたスポーツジムに
ＡＮも入会し
ＡＮを目当てにＳも入会
放課後も休日も
いつも３人で一緒にいたのは
良い思い出です
女っ気が全くない男子校で
いびつで不可思議な三角関係…
なんとなく薔薇の花が咲く
青春を謳歌する齋藤一郎少年（笑）
そんな中で行われた学園祭
ＡＮは男子校であるわが校の
女装の祭典
「ミス〇〇高校 グランプリ」
に選ばれました（笑）
自分の理想とする女の子の外見
おまけに性格まで良い
あまりの美しさに言葉を失う僕
ＡＮ
「先輩…僕とデートする？（笑）」☺️
思いっきり心が揺らぐ
が
かなり無理したポーカーフェイスで
「いつも一緒にいるから
何も変わらんやん（笑）」
なんとかやり過ごす
その後も事あるたびに
思いっきり意識して
ドキドキしたのはナイショの話（笑）
寝技にも熱が入ります（自爆）
男子校なのに
まさかの甘酸っぱい青春の一ページ（笑）
ＡＮからは
卒業式に花束をもらって
正直本気で心がぐらつくほど（笑）
（何の話だ（笑））
ＢＬの存在を全く知らなかった
18歳の齋藤一郎少年
ジェンダーレスが叫ばれる昨今
そんなに声高に叫ばなくても
本当に魅力のある人間は
男も女も関係ないんだよなぁ
と
昔の記憶をおもいだし
しみじみ思う斉藤一郎なのでした
卒業間際
高校生活の最後に
ギリギリ彼女ができていなければ
そっちの道にすすんでいたかもしれません（笑）
話はもどりますが
柔道ばっかりしていたせいか
赤点ばかりの僕
なんとか３年生になりましたが
チームメイトたちは
本気で行う僕の練習量についてこれず
大親友Ｓ
（なぜか高校から一緒に柔道部（笑））
を含むレギュラーの同級生全員が
大会直前に一気に辞めた
もうすでにこの時から
「ぼっちのさだめ」
の片鱗が（笑）
失意の中
最後のインターハイ県予選に望む僕
インターハイ県予選は
３年生の私１人と２年生４人のチーム
（後輩のANとS含む（笑））
団体戦が開始され
２回戦目 強豪相手
中堅の僕が負けたら
チームの負けが確定する大一番
当時７０キロの僕が
１３０キロの選手を投げ飛ばそうと奮闘
無理をしてかけた技が
中途半端だったため
相手と僕
双方バランスを崩し
僕は押しつぶされて下敷きに
(T ^ T)
左肩の鎖骨骨折
すぐに救急車で運ばれ
インターハイ県予選
個人戦は
棄権となってしまいました…
(T ^ T)
推薦での大学への夢も絶たれ
僕は柔道のできる仕事に就こうと考えます
時は就職氷河期 第一世代
先輩たちが
どんどん公務員に就職する姿を見ていた僕
強い僕なら楽勝！（壮大な勘違い）
公務員になれると信じて疑わない
自分がそこにいました
が・・・
落ちる落ちるｗｗｗ
受けた公務員試験全滅です（笑）
見ろｗｗ
まるで齋藤一郎がゴミのようだｗｗｗ
（天空の城ラピュタ ムスカ大佐 調）
( ；∀；)
と
このお話に続くわけです（笑）
全ての予定が狂った僕は
尾崎豊様の歌のようになっていきました
「自分の原チャで走り出す〜♪」（笑）
（校則は原付自転車禁止）
夜の暴走行為
喧嘩にナンパ愚痴でもこぼせばみんな同じさ♪
他にどんな悪いことをするかは
お察しの通りです
出典：渡辺航先生作 弱虫ペダル SPARE BIKE
荒北くん大好き❤️
夢破れて
「弱虫ペダル」の荒北くんの
お話そのまんまです
(T ^ T)
素行不良のうえ
なにをやってもうまくいかない
齋藤一郎少年
すっかりダメ高校生にジョブチェンジです（笑）
それでも
高校３年間の
最後の思い出にと
最悪のコンディションで
国体の県予選
に出場します
階級は
太りすぎて階級を86キロ級に（笑）
練習も全くせず
しばらく洗っていない
適当に道場から持ってきた
納豆臭い柔道着を着て（笑）
なりふり構わず
カッコつけず
こだわりやプライドを捨て
がむしゃらに戦う僕
自分の臭い柔道着のにおいを嗅いで
「洗っていない柔道着は勝利の象徴❗️」
と言っていた
中学時代のO先生の顔が浮かびます
中学時代
僕の柔道着が臭すぎて
「寝技で押さえ込んだだけで
ギブアップをした選手」
を思い出して
「くすっ」っと
思い出し笑い
自然体で
気張っていないと
なぜか勝てる不思議
あれよあれよと
ベスト8
準決勝
試合は
僕がポイントをとって先行
かなり優位な中
「やった❗️勝てる❗️これで３位確定‼️」
と思いっきり油断する僕
不用意に放った
内股をすかされて
（勢いつけて技をかけ
自分で勝手にすっ転びました）
まさかの
一本負け
顧問の先生から
しこたま怒られ
ぶん殴られました（笑）
その後も
未練たらたらで
卒業しても細々と柔道を続けましたが
警察官、刑務官、警視庁、自衛官の試験を
なん度もなん度もなん度も受けるも
全て不合格(T ^ T)
甘くない社会から
ぶん投げられ
こうして
私の柔道人生は終わるのでした
柔道人生が終わって
もうすぐ25年
今なら言えるよ
柔道人生が終わってもさ・・・
ずっとおまえの事が
好きだったんだよ
(T ^ T)
ダイジェストで振り返ってみると
結構アホな事やってたなぁ（笑）
もしもあの時・・・
って何回も後悔したり
悩んだことがあったけど
嫁さんと出会うための
必要な手順だと考えると
その「苦く悔しい思い出」は
とても大切な
キラキラと輝いている
青春の一ページに
今の私は見えてくるのです
記事を書きながら
若かった自分を思い出し
口元がゆるむ
齋藤一郎49歳なのでした
いつも笑顔でファンキーに！！！
追書
実際にあった
この薄いBLに点数をつけるなら
点数はまさに
8101145141919点（笑）
