
Webサイトを継続的に更新するには仕組み化が大事
「Webサイト、更新してくださいね」
自社のWebサイトをつくった、あるいはリニューアルしたとき、必ずと言っていいほど言われるこの言葉。
「耳が痛い」
そう思ったそこのあなた。
分かってはいるけど、なかなかうまくいかないと悩まれているのではないだろうか。
耳にタコができるほど言われているかもしれないが、
Webサイトはオープンしてからがスタートライン。
育てていくもの。
せっかくお金も時間も労力もかけてつくった格好良いWebサイトも、
更新しなければ逆にブランドイメージが下がってしまう。
制作する人間としては、
心を込めてつくったWebサイトが化石のようになってしまうのは悲しい。
そこで、小さな会社でも更新の手を止めない私なりの方法を伝えようと思う。
それは、
いかに仕組み化するか。
まずは、Webサイトの設計段階で更新する箇所を決める。
既にオープンしているのなら、現状のどの部分なら継続的に情報を公開していけるかを考える。
なければ、追加改修も検討したいところだ。
このとき、
「新着情報」や「お知らせ」などと表記されている部分ではないところを選びたい。
この箇所だけだと大抵、「夏季休業のお知らせ」といった社内のことが伝わらないものだけになってしまう。
実績の紹介
業界情報を受けての取り組み
社員の活動内容
など、自社の価値観が伝わる内容にしたい。
次に、
誰がどれくらいの頻度で更新するかを決める。
このとき小さな会社でよくあるのが、既に抱えている業務と兼務させることだ。
これでは、本来の業務が忙しくて更新作業に手が回らない。
結果、継続的な更新が難しくなってしまう。
きちんと部署としてのタスクに加え、マネジメント層を交えて兼務している業務との調整を行いたい。
これで、担当者の「いつ更新すればいいんだ…」という悩みをなくせる。
最後に、
更新内容を検討するタスクを設ける。
更新する場所、担当者を決めると、
その担当者にすべて丸投げしてしまうケースがとても多い。
更新するからには「何を」発信するかを決めなければならないのだが、
多くの場合、この部分に時間と労力がかかることが見過ごされてしまう。
担当者にすべてを任せてしまうのではなく、
「自社として何を発信していくのか」の部分をチームを設けて検討するフェーズを置く。
そうすることで、
「何を発信したらいいんだ…」と手が止まってしまうことを防げる。
この3つをきちんと仕組み化することで、継続的に自社のWebサイトで情報発信ができるはず。
とはいうものの。
私も地方の小さな会社に勤めるひとりの会社員。
中小企業の人手不足、時間不足、何より社内で協力体制を構築することの難しさは痛いほどよく分かる。
けれども、何もしなければ化石化する一方。
更新作業も大切な業務のひとつと捉えて、仕組み化づくりに取り組んでみてほしい。
時間はかかるけどコツコツと続けることで、
育てたWebサイトが未来のお客さまとの出会いの場に必ずなるはず。
〜 どんなビジネスにも届けたい物語はある。 〜
小さなお店や会社のブランディングサポートをしています。
目の前の人たちを幸せにしたい。
大切に育てられたものがあることをもっと多くの人に知ってもらいたい。
ご縁を大事に幸せの輪をひろげていきたい。
そんな想いで活動される方の頭の中をスッキリと整え、言語化からビジュアライズまでお手伝いいたします。
ご質問、ご相談などありましたら、公式LINEへお気軽にメッセージを送ってください。