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MUST思考の弱点は60%思考で切り抜けろ
先日ストレングスファインダーを受けて、
上位資質の3つ目に「責任感」というのが出た。
約束を守らなければいけない。
という強烈なまでの「MUST」思考は、どうやら私自身の資質らしい。
この「MUST」があったから今まで乗り越えられたこともあったし、誠実だとか信頼できるとか言ってもらえる部分につながっているんだと思う。
けど、良い部分の裏側を見れば、逆に苦しいと感じる部分もある。
自分で決めたのだからちゃんとしなければいけない、という自分への戒めから始まり、身近な人に対しても「こうあるべきでしょ」と同じことを求めてしまうところが厄介だ。
ちゃんとしなきゃ。
ちゃんとしなきゃ。
誰に強制されたわけでもないのに、自分で決めた役割を全うしなければ、自分を認めてあげられない私が出来上がっていた。
今まさに「MUST」が私を苦しめている。
子どもが風邪をひいて家族みんな病院通いなこと。
そのせいで予定していたことが予定通りに進まずにリスケだらけなこと。
何度も見返して送ったメールを今日見たらやっぱりミスがあったこと。
うまくいかないことがひとつ起こると途端にどろ沼にハマっていくのは、ひとつのミスを許せなくてさらに心のパワーをすり減らしているから。
そんなとき、
最近こんな言葉を唱えている。
『60%できたらOK!』
それは、気持ちが少し楽になる魔法の言葉。
完璧主義ではなく、完了主義で。
パーフェクトなんてないと知りながら100%でなければ進めないと嘆いているよりも、凸凹でも未完成でも一歩足を踏み出したことを褒めたい。
MUST思考に必要なことは、失敗を責め立てることではなくて、チャレンジを褒め認めることなのだ。
シリコンバレーでは、一度会社をたたんだことのある経営者の方が投資家からの信用が高いのだそうだ。
失敗に「ナイストライ!」と言うその精神を、私も自分の体に刷り込みたい。
『60%できたらOK!』
は、そんな私になるための最初の一歩。
今日も何も進んでいないけど、連休前の混雑の中、子を病院に連れて行けただけで「ナイス!」と褒めてあげよう。
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