逸脱する編集06 ダイアナ・ヴリーランド/一日一微発見408
美は異端であり、平均的なものではあり得ない。
編集は話せばわかるものではなく、反対されても毅然とやる仕事だ。
雑誌編集者ダイアナ・ヴリーランドは、ハッキリそうは言っていないかもしれないが、僕は彼女からそう学んだ。
あえて全男性編集者を敵に回すのを承知で言うが、やはり僕は、ヴリーランドと言う女王編集者について行きたい。
彼女は、「ハーパーズ バザー」のファッション編集者、そしてそのあとライバル誌「ヴォーグ」誌の編集長になり、そして、その後メトロポリタン美術館の特別顧問とし