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アート思考・後藤繁雄の一日一微発見

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15年ぐらい前だけど、ネットで日々連載してい…
編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイ…
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2020年4月の記事一覧

たまには、本の修行時代のことについて書いておこう01/一日一微発見115

数日前に、コロナで閉じこもっている時間を使って、2日ががりで、この40年間に編集したり、執…

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ヴァーチャル・ビューイングルームは写真の未来ですか?/一日一微発見114

Netflixの売り上げや、パソコン自体の売り上げが増加しているとニュースが伝えている。 世界…

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接触フォビアの時代の愛02(パティ・スミス『ジャスト・キッズ』を読み直す)/一日一微…

パティ・スミスは1947年生まれだからもう73歳になる。 この本は、南部の街から何のツテもない…

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接触フォビアの時代の愛01(ニキ・ド・サンファールとティンゲリーのこと)/一日一微発…

今日起きて、窓から部屋に入りこんでくる、柔らかい光の中でぼんやりしていると、本棚の左端に…

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大山エンリコイサムの『ストリートの美術』は、この10年におこったペインティングの、…

人間のアート、とりわけビジュアルアートに対する姿勢は、とてもコンサバティブである。 目は…

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言葉のことを考えよう/一日一微発見110

言葉のことを考えよう。 言葉は嘘をつくことができる。 大半の言葉は、大抵、他人事だ。 だか…

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鈴木親の新しい写真集を編集する:東京09/一日一微発見109

写真と都市は「双子」だ。 写真の発展や変化は、都市性(アーバニティ)とともにある。 だから逆に言えば、写真は都市を映し出す「鏡」だと言ってもいい。 パリやニューヨーク、ベルリンなどを舞台にした写真集の名作は、いくつでもあげられる。 ベレニス・アボットのニューヨークのポスターを僕も一時期部屋に貼っていたのを思い出す。 いや、直接的に都市の景観が写っていなくとも、そこで行われている人の営みと生活、事件、交換なども、広い意味で、その都市の写真と言ってよいだろう。 僕は、70

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はて、明日は?ベイトソンを読み直し、オラファーのことを考えている/一日一微発見108

人はつねに「新しいものになりたい」と思うと同時に、「もうこれでいいのではないか」という、…

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情報の速度を変えること/一日一微発見107

僕は新聞もTVもない暮らしだけれど、携帯はよく見る。とりわけ、海外のマガジンのニューズレタ…

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奇妙に時空が歪んだ東京で:東京08/一日一微発見106

一昨日は、アートアワードトーキョーの審査を丸の内の会議室で一日中。 昨日はNEO TOKYO ZINE…

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日々の断片を編集せよ/一日一微発見105

編集力をアップしたり、価値観をシフトさせきっかけを与えてくれるものとして、メモは欠かせな…

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