リワーク日記8 過去の生活充実度を数値化してグラフにしたら見えてきたもの
アジサイの花が咲いてくれたり、百合の花が咲いてくれたり、雨の季節でもお庭の植物達はのびのびと暮らしてくれています。曇りや雨の多い時期って気分が暗くなりますし体調も崩しやすいので、正直苦手ですが、こうしてお花達が励ましてくれるのはありがたいと思っています。
最新の研究では、雨水に打たれると植物は免疫系の働きが活発になるそうです。水に濡れると植物も病気になる危険性が高まるので、それに対抗するための反応だと考えられているようです。植物にとっても「恵みの雨」は同時に「病の雨」でもあるという両面性があるというのは興味深いです。そんな時期に花を咲かせてくれるアジサイさんは本当に頑張り屋さんですね。
ちなみに、植物に水やりをするときは、基本的には葉や花ではなく根元の土に水をかけるべし、という古来からの教えがあります。葉や花に水をかけてしまうと痛みやすくなってしまうという経験則がもとになっています。もしかしたら、水やりのたびに葉や花に水がかかっていたら植物もその都度免疫を高めなくてはならず疲労していたかもしれませんね。
さて、リワークでは過去の生活の充実度を数値化して、それを折線グラフにしてみる、ということをやりました。
生まれてから現在までのその時々の充実度を−10から+10までの数値付けしてみて、それをつなげてみると、これまでの人生の山谷が見えるよ、というものです。
私はなるべく1歳単位で細かくプロットしたいと思って取り組みましたが、そこまで細かくする必要は多分なくておおよその傾向が分かれば良いのだと思いますし、実際そこまで細かく覚えてもいないので結果的には大雑把にはなったかと思います。
それで、やってみて分かったのは、社会人になって以降、大きく分けて2つの時期に分けることができるということです。
前期では大きな谷がいくつもあるものの、おおむね仕事の習熟度を上げるのに必要な試練を経験していた時期だった一方、後期では部署異動や上司の交代などで仕事の中身が変わって、明らかに生活の質が下がり谷が深く回復もできておらず困難な時期に突入していて、今の鬱の遠因となるストレスが蓄積されていったのではないかと考えられるというものでした。
これからもう少し期間を細かく区切った上で深掘りして分析していくことになりますが、これだけでも大まかな経過は把握できた気がします。何より数値化することで良い意味で他人事のように客観視できて良かったです。
実は既にもう少し詳しい経過も見えてきてはいて、起承転結のストーリーになっていそうだなと思っているのですが、それはまた徐々に書いていきたいと思います。