リワーク日記106 とっさに言い返すのが苦手だから会議で傷つきまくる
もちろん私はこのゴールデンウィークを、仕事で傷だらけになった心を癒すために使っています。本当に疲れました。ただでさえゴールデンウィーク前は疲労が蓄積してHPがほぼゼロでボロボロだというのに、休み入り直前の会議でひどく攻撃的なシャワーを浴びせられることになってしまい精神的に撃沈したからです。でも美味しいご飯のおかげで今は幸せです。休日に幸せを蓄積することこそ生きることの本質が詰まっています。お肉最高!
それにしても、休みの直前に会議の予定なんか入れないでもらいたいものです。
そんな中、わざわざ過去の傷をほじくり返すのもどうかと思うのですが、ほんの少しだけ振り返ってみると、会議で唐突に私への攻撃が始まってしまった時、咄嗟に言い返すのが苦手な私の性質がフルパワーで稼働してあっという間に悪い方向へと一直線に進んでいってしまいました。
言われそうなことに対しては一応準備していたつもりでしたが、予想外の斜め上の方向からツッコミが入ってしまいました。なんというか、よくそんな角度のボールを投げるよなぁ、と感心してしまいます。ですが、冷静に考えるとそのツッコミの前提はあくまで「5年ほど前の経験に基づいた個人的な勘」でしかなく、現在の状況に照らし合わせるとイマイチ成立しておらず、しかも私が答えられる範疇を超えている代物でした。瞬時にその辺りの話を頭の中で整理して言い返せればこちらは無傷で済んだかもしれません。前提が怪しい上、聞く相手を間違えているって。ですが残念ながら私は考えをまとめるのに時間がかかるタイプで、口頭でのやり取りはとにかく苦手なのでそれは困難でした。
で、何を言えば良いか分からず勢い付いた集中砲火を全く撃墜できないまま瀕死の傷を負ってしまったのです。いつも家に帰ってから、「あれはこう言い返せば良かったんだ」と気がつきます。遅すぎるんですよね。悲しい性質ですが、今回もそうでした。
ホント、会議とか対面での口頭でのコミュニケーションって嫌いです。みんな頭が働くよりも早い速度で口から無責任で浅はかな言葉を吐き散らしています。それを見るだけでも不快なのに、いい加減な言葉の渦に私自身も否応なしに引きずり込まれて、明らかに筋違いで的外れの方向に流されて行ってしまうのですから。文面でのやり取りの方がはるかに落ち着いてコミュニケーションが取れるのでずっとマシです。
しかしこの一件から学び取れることはあります。どうせみんな思慮が浅く隙だらけで思い込み全開で間違いだらけで不完全な発言ばかりなのですから、私だけが完璧な発言をしなければならない理由はありません。ましてや攻撃側が信頼度の低い勢い任せで唾を飛ばしているんです。守備側の私だって確度の低い発言を放って迎撃して良いはずです。
そもそも全てに対して真面目に応じていては心が持ちません。全てに真面目応じなければならないという神聖なルールを自分に課すことで、心が消耗してしまうとしたら本末転倒です。そうなったらもはやそれはルールではなく呪縛です。私には自分を守る権利があります。真面目に応じる価値のない相手には不真面目をお返しして良いのです。考えを深めた意見を贈るのに相応しい相手は、自分で選んで良いのです。むしろ選ぶべきです。今回の学びはこれです。
ということで私は今後、全てに対して真摯に応じるのを止めます。価値の低い攻撃には無思慮で無価値な応対で済ませることにします。
おそらくこれ以降も同じようなケースは山のように発生するでしょう。その一つ一つが練習です。何度も訪れるであろうその練習が、不愉快な相手を相手にしない私の技術をどんどん磨いていってくれるのです。そうすればどんどん心が楽になるはずです。
実はリワークに通っていた時にこういう考え方と実践的な方法をまとめた本を読んだのですが、もう一度読んでみることにします。今こそ必要な知識ですから。いくらリワークで準備して社会に戻っても、完全ではありません。復習は必須です。
身につくまで時間もかかるでしょうし、何度も傷つくでしょうけど、必ず良い方向に進むはずです。傷つくたびに美味しいご飯を食べるので食費も嵩みますが、それは自分のための必要な出費なので問題視してはいけません。早くボーナス欲しいなぁ…。
ということで、今回はここまでです。皆さんも無理して真面目に我慢しすぎないようにしてくださいね!次回もぜひ読んでください。