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リワーク日記78 メンタル休職サバイバーが遺伝子検査したら睡眠問題の原因が分かった

例の炎上案件はケリがついたかと思いきや最後の最後まで次から次へと問題発覚が続きなかなか解放してもらえません。その問題の種を蒔いたのがよりにもよってあの調子の良い取締役だというあたりはやるせない話です。

少し前のあのケチケチした判断が私を苦しめることになるとは思いもしませんでしたが、当時一抹の不安が頭をよぎったのも事実ですので、自分の危機回避感覚を信じることも大事だと痛感しています。なにせ、損害回避傾向が低く設計された遺伝子を持っている私でさえ、それは詰めが甘くて危ないのでは?と思ったわけですから、あの取締役の判断は相当雑だったのでしょうね。問題が起きているわけですから余計な欲を張らずに堅実に仕事を進めるべきでしたね。

そんなこんなでへとへとですが、とりあえずは一つの山は越えることができましたので、次の山に備える段階に進むことができました。道のりは長いですが、着実に良い方向に向かっています。

さて、少し前にも遺伝子検査の記事を書きましたが、そこでは書ききれていなかったことを書いていきたいと思います。

と言っても、もうタイトルで分かりますよね。そう、私の睡眠問題についてです。

私は子供の頃からとにかく寝つきが悪くて睡眠は苦手科目でした。布団に入って1時間で眠れたら早い方で、2時間かかっても異常ではないというくらい寝つきが悪いのです。

今はメンタル不調をきっかけに睡眠導入剤を処方されていますので寝つきに問題は感じずに済んでいるのですが、お薬がないと本当に眠れないのです。加えて、眠りも浅く目が覚めやすいので、よく寝たという感覚がないのです。

この私の睡眠オンチぶりは、特に仕事などで負荷がかかってしまった場面では回復の足を引っ張り自分を苦しめてきました。メンタル不調に陥ると一般的に不眠傾向が強まりますが、私はもともと眠れないのにもっと眠れなくなったわけです。ただ、もともと寝つきが悪かったので寝つきがさらに悪くなっても、問題に気づくことができませんでした。

遺伝子検査を受けてみて分かったのは、私は「夜型傾向」だということでした。つまり、そもそも夜更かしタイプなのですから、「寝つきが悪い」というよりその時間はまだ「活動時間」だということなのです。そして検査の結果解説によると、夜型タイプの人は寝る時間は遅いものの、「朝起きる時間は他の人と変わらず、日中に眠そうにしている傾向がある」らしいです。何ともがっかりな遺伝子です。

そして追い討ちをかけるように、私は「睡眠時間は短い傾向」の遺伝子を持っているそうです…。これでは睡眠が苦手科目なのは当然です。全然体力面でも精神面でも回復が追いつかないわけです。

睡眠については単に生活スタイルの問題として語られることは多いですが、遺伝子に由来する問題も含まれていると分かりました。今までリラックスできる入眠促進音を流してみたり、アロマを試してみたり、色々取り組んできましたが、ある程度は仕方ないと諦めることも必要かもしれません。無理に遺伝子に逆らっても自力での解決は困難でしょう。お薬に助けてもらうのも良いのかもしれません。お薬を飲むと本当にすんなり入眠できますし、しっかり眠れるので本当に助かります。もしかしたらこれが標準的な人の睡眠体験なのかもしれませんけれど。

夜型は夜型らしく夜更かしを楽しみつつお薬で睡眠も充実させていけると良いです。

長年の悩みでもあった睡眠問題の原因が自分の遺伝子にあると分かって少し気が楽になりました。もともと睡眠が少なく設定されているのですから、それはそれで受け入れて、回復時間の補填と眠れぬ夜の楽しみ方を増やすことで生活満足度は高まるはずだと、今後の方向性を定めることができました。

ということで、今回は私の睡眠を制約している遺伝子について書いてきました。もし関心がありましたら試してみてください。次回の内容はまだ決まっていませんが、引き続きなかなかハードな社会復帰サバイバル生活が続いている様子をお伝えすることになるかと思います。ぜひまた次回も読んでください。

※本記事に記載してある遺伝子検査結果や睡眠についての解釈・理解は全て私の個人的な考え・感想の範疇に含まれます。決して科学的な裏付けや専門家コミュニティの合意形成を経たものではなく、専門医のアドバイスに代わるものではありませんのでご注意ください。また、遺伝子検査はご自身の遺伝情報を第三者に提供することを意味します。個人情報を無闇に開示したくないとお考えの方は、慎重にご検討のうえご自身の責任のもと受検方針を決定してください。

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