リワーク日記22 予定を間違えてリワークをすっぽかした話
タイトルにある通りです。休みだと思ってたら休みじゃなくてリワークを無断欠席してしまいました。
スタッフの方から電話がかかってきて、どうしましたかって聞かれました。どうしたもこうしたもないです。手違いですので謝りましたが、当日キャンセル料は取られました。ガックリ。
さて、皆さんだったらこういう時、どう考えますか?
自己嫌悪に陥りますか?次回からこうしたことがないように気をつけようと思いますか?別に大したことはないとすぐ忘れますか?
世間的には2番目の再発防止策を取るのが正解ですよね。
実は私の場合、これが2回目でした。再発防止策としてカレンダーアプリに休みの日を入力してリマインダーまでセットして、休みの日とそうでない日を区別できるようにしていました。対策は既に取っていたのです。
しかし、それでも完璧ではありません。入力ミスもあるし、リマインダーの確認不足もあるし、思い違いも勘違いもゼロにはならないんです。
ではどうしましょうか?私はこの問題を放置することにしました。これ以上手間やコストをかけるほどの価値はないと思ったからです。
もちろん、チェック表をつくったり、ニ重チェックできるようにしたり、別の安全機構を用意することはできます。でもそれをやるためには労力が余計にかかるのも忘れてはいけません。より労力をかけ煩雑で手間のかかる仕組みを作ったのに、得られる利益が「休日と稼動日の区別を間違えずに済むようになる」ことだけ、というのは果たして割に合う話でしょうか?そこまでする価値があるのでしょうか?
スタッフの方に余計な電話を1本かけさせてしまい、余計な欠席処理業務をさせてしまったのは申し訳ないとは思いますので、それについては謝ってキャンセル料を支払います。そして私は間違いを指摘されて恥ずかしい思いをしたわけです。ただ発生した損害って他にあるのでしょうか?ありませんよね。
つまり、防げる損失ってそんなものなのです。たとえこの件で烈火の如く怒られようと、結論は変わりません。今実施している以上の対策を行うほどの価値はありません。これは結婚式の日程を間違えないようにすることとは重要度が異なります。
今の対策で再発防止を引き続き図っていくが、それでもカバーできない部分はその都度コストを支払って解決すれば良い、という結論です。
人間はどんなに努力や注意をしても、間違いをゼロにはできません。ひたすらノーミスを目指すのもよいですが、ある程度のミスの発生を許容することも必要です。これまでの私だったら、ノーミスを目指したかもしれませんが、そのせいで不必要に自分を追い詰めてしまうのなら逆に有害です。
できる事をやるのはかまいませんが、利益に見合わないほど過剰にやるのは良くありません。対策は、増やせば増やすほど大変になり対策自体が面倒になったり、抜けてしまったり、負担が大きくなる割に効果も目的も不明瞭になりがちです。無理なくできる範囲で得られる現実的な利益を求めるのが最善だと思います。
反対に、こう考えることで小さな失敗をいつまでも気にして自信が揺らぐということが減るという利益の方を重視したいと思います。
ということで、今回は小さな失敗をしたときの考え方という話題でした。気楽に行きましょう。