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リワーク日記57 メンタル休職→転職→入社研修 いよいよ着任で少し緊張

研修が完了しました。休職状態から入社研修に突入し、心身がついてけるか未知数でしたが、無事にやり遂げることができました。途中、少し疲れてニキビや軽い口内炎ができてしまうこともありましたが、大崩れすることなくお家に戻ってくることができてまずはホッとしています。

ニキビや口内炎は私の疲れのサインです。そうしたサインが出ていないかどうか、毎日メンタル状態をチェックして、リラックス時間を確保して回復を図ったことがうまく効いてくれました。リワークで習ったメンタル管理法のおかげですね。私はメンタル疾患歴を開示した上で就職しましたので(いわゆるオープン就労ですね)、人事もある程度気にしてくれたと思います。

前回も書きましたが、研修中は大量のドリンク類やお菓子などをケース単位でくれて、この1週間もさらにお土産をくれたり私の自宅に別のドリンクを1ケース送ってくれたりと、何の賄賂だろう?と思ってしまうほど色々ともらいました。

研修最終日の前日には例の人事部長がまたご馳走に連れて行ってくれて美味しいお刺身を大量にいただきお腹がふくれたところで、最終日に健康診断というとどめの一撃で私の体重は見事に撃墜された次第です。明らかに仕組まれた罠でした。問診をしてくれたお医者さんは、そんな私の気持ちを察知したかのようにさかんに「大丈夫だから」という言葉を繰り返していましたけれども、間違いなく大丈夫ではありませんね。

研修先の各部署の人たちは私の疾病歴までは知らない様子でしたが、あたたかく話してもらえたと思います。本社の人たちは仕事が終わっていれば無駄に残業もせずにさっさと帰りますし、ギスギスした空気もありませんし、システム化など社員の負担軽減にも積極的な雰囲気があるという点は気に入りました。

まあ、元々何事にも悲観的すぎた私のものの見方が、リワーク通所を通じてより多面的なものになったおかげで、新会社の良い点が見えるようになったということも前向きな感想を持てた一因かもしれません。

早速、通院して主治医に報告したところ主治医も喜んでくれて、週明け以降の着任から1〜2ヶ月程度様子を見た上で減薬を始めるということになりました。また、来月にはリワークのフォロー面談もあります。いよいよ私のメンタル不調の治療終了が見えてきました。

人生は小さなミッションの連続です。研修というミッションを完了し、次は所属部署での日常に慣れることがミッションです。難しく未来を考えすぎず、目の前の課題に集中していれば良いのです。今うつで苦しんでいる人は難しく考えずにただ休んでいるだけで100点満点ですし、リワークに通っている人はリワークに集中していれば100点満点だと思います。

私もひとつひとつ目の前の課題に集中して前進します。緊張しますが、配属先の部署になんとか慣れるようにしたいです。実はまだ配属先の人達とは責任者以外は誰とも顔を合わせていないので、その未確定要素が不安感を呼び起こしてしまっています。しかも面接の時にはフロアの違う応接室に通されたので、オフィスの様子も見ておらず空気感も未知です。

ですが、それも明日には確定します。どんな人たちがいるかが分かって確定してしまえば、あとはそれに応じた対処法を考えれば良いというステップに移れます。捉えどころのない不安が現実的な課題に姿を変えてくれればだいぶ気持ちも楽になるはずです。緊張は仕方ありませんが、きっとそれも最初だけでしょう。

ということで明日からの1週間は、緊張がだんだん薄まっていく期間になるはずです。そう考えると楽しみです。徐々に良い方向に進んでいます。リワーク日記の入社研修編はこれで終わりです。次回からは新職場への定着編になります。リワークの定着支援の様子なども随時書いていくようにしますのでどうぞまたお読みください。



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