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ユーモアエッセイ

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日常で感じたユーモアネタを書き連ねるエッセイ集
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#思い出

競艇デートの甘酸っぱい思い出

競艇デートの甘酸っぱい思い出

2年ほど前、夫に連れられて初めて競艇場に行った
競馬デートは聞くが競艇デートはレアな感じがした
私は競艇場にダークなイメージを持っていた
ワクワクと怖いものみたさ半々の心持ちで競艇場に向かった

競艇場を往復する専用バスに乗ることになった
ポツポツとどこからともなくバス停に集まり始めるおじさん達
イメージ通りのおじさん達だ
(ネズミ色のジャンパー&キャップ率高め)
近くにいたおじさん二人が年金がど

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わたしは陰の目立ちたがり屋

わたしは陰の目立ちたがり屋

幼い頃、家から一歩出ると無口でおとなしい性格だったと記憶している

ある日、幼稚園の先生に名前を呼ばれ
「はい」と返事をしたら驚かれた
このことで余計にしゃべりたくなくなった
幼いながら傷ついたのだろう

なぜそんなに無口だったのか覚えていない
恥ずかしいのか
自信がないのか

おそらく家では家族と普通に会話していたと思う

小学生になり、おとなしい性格は変わらないが一部の仲の良い友達の前では、モ

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太らないお菓子パイポ

太らないお菓子パイポ

中学2年生のとき、友人のちーちゃんに勧められて初めて吸ったパイポ(タバコじゃないよ)

これは「太らない画期的なお菓子」だと思った

※ここで言うパイポとは禁煙パイポで、
タバコの代わりにものを口にくわえるために使う禁煙具のことです

ちーちゃんとは小学生からの付き合いだった
近所に住んでいたので登下校も一緒、
学校帰りも公園でよく遊んだ仲だ

ある日、ちーちゃんがパイポをくれた
私はこのときパイ

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恥ずかしいをユーモアネタにしちゃうのもアリ?

恥ずかしいをユーモアネタにしちゃうのもアリ?

小学2年生のとき
私は教室で粗相をした
とっても恥ずかしい経験の一つ

ある日の授業中
担任の先生はみんなの前で怒っていた
何について怒っていたのかは記憶にない
教室内はとても緊張した雰囲気だった

そんなバッドタイミングで私はトイレに行きたくなった

無口でシャイな性格の私は
手を挙げて 
「先生、トイレに行ってもいいですか」が言えるはずもなく
とりあえずガマンガマン…

ブルマを履いているから

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