指差呼称
2024/9/25(水) PM3:11記
昨日,娘が体調を崩した。
正確に言うと一昨日の夜,私が仕事から帰った頃には調子×だった。
そんな訳で保育園はお休み。
それに伴い,妻も在宅勤務を余儀なくされる。
私は力量不足により,緊急事態勢を敷かれた際,保安要員として戦力外通告を受けているからだ。
できることと言えば,昭和の歌謡曲かV系ロックバンドのメロディアスなナンバーで注意を惹きつけることくらい。
あと強いて言えばドライブと散歩。
保育園行けるんじゃね?というくらい本人に至ってはすこぶる元気。
カミナリ族を彷彿とさせる暴れ様。
妻の業務を妨害している様子。
仕方ない。
ご退場いただくため,抱き抱えて下へ連れて行く。
すると,やはり外へ繋がる扉を指差す。
「ムームー(散歩に行けっ)」
はいはい。
分かった分かった。
最近,長期戦になることもしばしばなので,腰蓑を装着。
バックルの締め付けは良いか?
バックルの締め付けヨシ!
バックルの締め付けヨシ!
バックルの締め付けヨシ!
ゼロ災で行こう良し!
指差呼称による安全確認も完了。
絶えずムームーと扉に向かって指差呼称している彼女を腰蓑のコックピットへ乗せて外へ。
暑い……。
しまった。
WBGT(Wet Bulb Globe Temperature:湿球黒球温度),つまり暑さ指数の確認を怠った。
熱中症もリスクとしてTBM-KY(ツールボックスミーティング-危険予知訓練)で挙げておくべきだった。
不覚。
軽く付近を一周して終いにしよう。
さっさと切り上げて家に戻ろうとすると,少し手前で直進方向を指差呼称。
「ムームー(直進は良いか?)」
「まだ散歩するの?」
「うん!」
最近,返事だけはハッキリ言う笑
仕方ない。
「直進ヨシ!直進ヨシ!直進ヨシ!」
この後も,こちらが曲がりたい方向とは反対の指差呼称が続くのでした。
以上,ご安全に。