スポーツジムで出会った可愛い子供みたいな人
実家のスポーツジムのプールで、出会った年下の男の子。
「泳げるんですか?」と聞いたら「泳げるよー!」とパシャパシャと、とても、うまいとは言えないクロールを披露してくれました。
無邪気さがやたら可愛い、
つるんと肌の綺麗な男の子。
「何歳なの?!!」と聞いたら
私より6歳も年下でした。
ものすごく若い。
私が最近、離婚して実家に帰って来たことを話すと、
良かったねーここに帰って来れてー!
と、人の話聞いてんだから、聞いてないんだか、わかんないような回答をする人。
何がよかった!だ?
以下その年下の子を真ちゃんとします。
真ちゃん「あかりは実家を愛してないの?」
私「愛してないよ、こんなところ。」
真ちゃんはかなり驚いた顔して、「こんな良いところ無いのに!何故?!!」
などと言う。
真ちゃん「僕があかりに、ここの良さを教える!今晩唐揚げ食べに行こう!」
唐揚げ?!
そんな絶品な唐揚げがあるのか?!
と思うと、行ってみたくなる。
夜になって、指定した実家近くの通りまで車でビューと来てくれて
車で真ちゃんお勧めの店へ。ただの居酒屋でした。
私「ここ、唐揚げ有名なの?」
真ちゃん「有名じゃないよ、僕が好きなの、唐揚げが。」
何だか、よく分かんないけど、付き合わされた感があります。
私「真ちゃん、彼女は?」
真ちゃん「それがさぁ、最近振られて。」
私「理由は?」
真ちゃん「それがさぁ、このまま付き合い続けて、僕の事、結婚できる様な学歴じゃ無いって、釣り合わないって、両親に言われたとか、そんなんで振られたんよ。」
私「うわ!田舎っぽい!てか、その女、どこの高校出てんの?」
それは。。、私の出た進学校でした。
真ちゃんの、出た高校を聞いたら、確かに、ドン引きしました。
中学でどうしようも無い人、ヤンキーや落ちこぼれが拾ってもらう、で有名のダメダメ高校だったからです。」
思わず私も「それは流石に釣り合わんやろうね〜。」と、爆笑してしまった。
ついつい私「だって、〇〇高だよ?それって、地元ではヤンキーとかグレた人とかが行くイメージなんやけど?」
真ちゃん「それはない、皆んな良い子達だったよ、すごく楽しかったし、仲良しだ。普通の高校時代だったよ。違いなんてないと思うよ。」
私「で、大学は?」
これまた、県内で、どうしようもない人が仕方なく、ただ大学を出るだけのために、入るで有名な、いわゆる、ダメダメ私立大学名だった。
私「うげ!それは、あかんやろ。」
真ちゃん「あかんくないよー。皆んな真面目で良い子たちばっかりだったよー何ら他と変わりないよ〜。」
全く卑下する事なく…自己肯定感が高くて、そこがまた面白くて魅力的だ。
真ちゃんはひとりっ子で、女系家族で、相当可愛がられてる様な感じがしました。
自分の学歴の低さを卑屈に思うことは一切なく、堂々としてて、こんな面白い人がいた、あんな面白いことがあったと
お話ししてくれる。
私の中学時代……1つランクを下げて…〇〇とか、1つランクを上げて〇〇で。誰々と同じレベルとか、見栄えばっかり、
周りばっかり気にしていた、あの頃と大違い。
気にしないって素敵。
底辺で、こんなに明るいんだ!こんな世界があるんだ
と、考えを覆される様な感じで、真ちゃんに惹かれていきました。
離婚してまだ1ヶ月も経ってない頃でした。
切り替え早!笑
しかし、若すぎて、一緒にいて楽しいのだけど、性的魅力は感じず、色っぽい関係は無理でした。