見出し画像

本らか学ぶ『とにかくメンタル強くしたいんですが、どうしたらいいですか?』

サラリーマンの方、学生さん等様々な方がいらっしゃると思いますが
日々生活する中で精神的にダメージを感じる事がありませんか?
私が生活する中でメンタルを強くしたい!感じた事があり、その時本屋さんで出会った一冊
下園壮太さんの著書『とにかくメンタル強くしたいんですが、どうしたらいいですか?』を本日ご紹介致します。


メンタルが強い人とは?

皆さんメンタルが強い人をどういう人を思い浮かべますか?
ちなみに私がイメージし憧れた
『メンタルが強い人』というのは
・我慢強い
・弱音を吐かない
・苦しくても逃げない
途中で何があっても挫けない、少年漫画の主人公
例えば北斗の拳のケンシロウのみたいな屈強な人
をイメージしてました。

しかし著書によると、心が壊れて、うつ病になる人は
『周りから見てメンタルが強くて、粘り強そう』に見える人に多いそうです。
漫画の主人公に憧れた私ですが、現実はそういう人ほど、いきなり鬱になったり、心が壊れて行方不明になったり、最悪は自殺してしまうケースが多いそうです。

では実際にメンタルが強い人とはどういう人なのか?
メンタルが強い人が何を心がけてているかを著書を読み解いて行きましょう。


メンタルが強い人は、自分に対する理解が深い

人それぞれ得意な事あるように、苦手な事があると思います。例えば
・人前で話すのが苦手だ
・人と接すると疲れる
・細かな作業が苦手だ
確かに、苦手な事や環境に居る時にストレスを感じる事はありますね。

でも逆に得意な事、自分の好きなをしている時はどうでしょう?
楽しく、リラックスしている時はストレスを感じず、むしろ解消していますよね。

このようにメンタルが強い人は、自分がストレスを感じやすいからこそ
自分の苦手な事や、自分が何でストレスを解消出来るかを深く理解しているそうです。

そうする事によって、無駄なストレスを上手く避けたり、疲れてしまう前に休んだりして解消するんですね。
つまり良い意味で、苦手な事は頑張らなくて良いという考え方なんですね。

このようにメンタルを削らない為には、
まず自分の事を深く理解して
なるべく苦手な事を避ける事です。
しかし苦手なことは向き合って、克服する方が良いと思う方も、いらっしゃると思いますし、私も最初そう思ってました。(その話はのちほど)


頑張らない事を頑張る

この本でいうメンタルの弱い人、全てを頑張ってしまう人の事がそうです。
仕事でもみんなの期待に応えようとする。
人とのコミュニケーションも欠かさない。
頑張る事は良い事と思いますが、この本では
『頑張るというのは、借金をする事と同じだ』
つまり頑張ったら頑張っただけ、体に借金が溜まって行くんですね。
その借金は必ず休んで返済しなければいけないんですね。

つまりうつ病とは、頑張り過ぎて借金で首が回らなくなった状態との事なんですね。
このように考えると、頑張り過ぎずに定期的にしっかり休憩を取る必要があるんですね。


心が疲れる前に、身体が疲れている

疲れには『身体の疲れと』『メンタルの疲れ』があります。
ただ、誰しもメンタルが疲れる前に、身体が疲れるようになってるんですね。

つまりメンタルが病むのは、そもそも身体が疲れているからなんですね。

ちなみにうつ病になりやすい年代は
・1位 40代
・2位 50代
・3位 30代
この順番になるんですね。
サラリーマンだと、人によっては責任のある役職に配置されたり
部下や後輩を抱えてる環境の人は大多数だと思います。
そうすると中々休む環境を作る事も難しくなり
それに加えて年齢を重ねると身体が疲れやすくなっているのに
若い頃のように頑張り過ぎてしまうからなんですね。

とにかく人はメンタルが疲れる前に身体が疲れている。という事なんです。

こういう時に何が必要か?しっかり睡眠を取る事です。


メンタルを強くしたければとにかく寝る事

前述の通り、心が疲れる前にまず、身体が疲れているんですね。
身体の疲れを取る為に必要な事、それはズバリ睡眠です。
メンタルの強い人の傾向として、十分に睡眠が取れてます。
逆にメンタルが弱い人というのは、あんまり睡眠を取れてません。
凄いシンプルですね。

ただあまりにもメンタルに負担が掛かると、寝れなくなります。
これが定期的に不眠になるようなら、かなり危険な信号だと認識して下さい。
すでにサインが出始めている方は、無理に
夜寝れなくても良いので、昼寝でも良いと思います。
・規則正しい生活を⇒眠くなったら寝る
とにかく眠気が来たらチャンスだと思って寝てみて下さい。

有名なメンタルを回復させる方法に『森田療法』というのがあります。
その方法がまず一週間患者に休みを取ってもらい、トイレと食事以外はずっと寝てもらうという方法です。
それほど、睡眠というのはメンタルにも身体にも大事なんですね。

あくまで大きな症状になった場合の話でしたが
不眠になるほどではないが、大きくメンタルに疲れが溜まっていないのであれば3日休みを取るのがベストだそうです。
ただ、3日間って中々休み取れないですよね?
自分が休んだ分の仕事を同僚がフォローしたり、仕事が止まったりと
様々なしがらみがあると思いますが、

ここで間違っていけないのは
『会社を守るより、まずは自分を守れ』です。
大きく限界を超えて、壊れてしまう前に必ず休みましょう。
会社にとってもあなたにとっても、うつ病になって長期休業になる方が困りますよね。

メンタルを強くする為には休む事。睡眠を取る事が非常に大切なんです。


リラックス出来る事をやる

睡眠が大事な事についてはご説明しましたが
休みだからと言って1日中寝続ける事は難しいですよね?
次は心を回復させる休日の過ごし方です。

どのように過ごすかを、著書には大きく2つとりあげられていますが
① はしゃぎ系
名前の通りシンプルに旅行、スポーツ、買い物、デート等の刺激的な事で
少し疲れている時に効果的です。

②癒し系
睡眠、マッサージ、美容室、温泉に入る、美味しい物を食べる、映画見る
これは特にメンタルが疲れている時に大事になります。

どちらにせよ、聞いた感じではどれも休日の過ごし方だと
楽しいように感じますよね?
でもここでの選択はとても大事で、例えばメンタルが疲れきっている時に
人混みの多い遊園地に、デートに行っても疲れるだけですよね。
心を癒すつもりでも、こういう場合は逆効果になる場合もあります。


自分を縛っている物を手放す

睡眠やリラックスが大事な事は前述の通りですが、それと同時に行わなければいけない事があります。
メンタルが弱い人というのは、常に自分を縛っている事が多いです。
目標に向かって頑張る事は大事ですが、
『何があっても休まない』という考えはよくありません。

人様々な事情があると思いますが、
睡眠を取り、有給を取ったり、頑張ったり、リフレッシュしたりして
ちゃんと自分の身体の状態に合わせて、臨機応変に対応して行きましょう。


ちゃんと断る

メンタルが強い人は上手に断れる人が多いです。
一方、メンタルが弱い人は断ると相手が不機嫌になるんでは?と思って
断れない心の優しい人が鬱になってりします。

知人、上司、同僚、後輩から頼まれ面倒事を引き受ければどんどん疲れていってしまいますよね。
そして身体が疲れ切った後に、精神が疲れてしまいます。

断る。というのは大変難しい事ですが、
大事なのは自分であって、他人や会社ではありません。
辛い時はまず、ちゃんと断って自分を守りましょう。


まとめ

さて、以上がこの本に書かれていた本の概要になります。
やや極端な話をあったかと思いますが、寝る事て本当に大事な事だったんですね。

私が子供時、休日は母が昼前までよく寝ていましたが、あれは理に適っていたんですね。
逆に言えば、それだけ疲れていたんですね…

私がこの本を読んで一番大切だと思ったのは
守るべきは、まず最初に自分です。
しかしあまり、自分本位になり過ぎると、友人や家族、会社に不快に思わせるケースもありますので、この辺のバランスは難しいですが
本当に辛い時ほどこそ、自分が壊れる前にちゃんと断りましょう。

苦手な事を克服する事は大事な事だと思いますが
立ち向かうには、凄いパワーを必要とします。
苦手な事に立ち向かうのでも、体調を整えて万全を喫して、克服するようにしましょう。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集