めぞん一刻 アニメ✖️マンガ比較 第八十三話 追いかけてヨコハマ 響子さんが逃げる？！
アニメおすすめ度 ★★★★☆
ここまでの長い長い物語。
エンディングに向けて決着を付けなければいけないいくつかの問題があるわけで。
その中の一つ、三鷹との決着。
さて、どうなる！！！
前回も触れましたが、あまり響子と裕作の関係が「実質付き合っている」という感じ描かれてこなかったアニメ版。
それを意識してか序盤で二人がいい感じになるシーンが追加されたり。
ちょっと急な感じはしますが、嫌いじゃない。
さてさて、今回一番のポイントとしては強引に縁談を進める三鷹陣営とそれをなきものにしたい響子陣営の戦い。
両親との会食シーン、マンガ版では響子が受け答えで縁談を台無しにしようとしていましたが
アニメ版だと仕切りに響子父のわざとらしい食事騒音が入る。
響子父もこの縁談に反対、という次の話に効いてくる伏線を引いてくるわけです。
が、ちょっとこのシーン自体のテンポ感が悪くなってしまっているのでここは一長一短かな。
そしてラストには情に訴えて響子を家に帰すまいとする三鷹。
戸惑う響子の表情はマンガ版とは違った表情ながら、見応えのある表情で。
ここは漫画版よりもやや気弱に描かれる響子のキャラに合わせた感じなのかな、と。
あと、縁談前に響子が裕作に電話をかけるシーン。
「早くきて」の瞬間の響子の表情をあえて描かない感じ。
マンガ版では潤んだ目元だったのを見せずに『想像にお任せします』にしたの、素晴らしい判断だと思います！
ここまでの物語についてはこちら。
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