\\ “いっちょ”だったり"一野大悟”だったりするよ //

アニメライター/アニメソングDJ。 毛糸からセーター作ったり、冷蔵庫の余り物でそこそこの料理を作ったりするのが得意。 お仕事の依頼は ichino.daigo@gmail.com まで

\\ “いっちょ”だったり"一野大悟”だったりするよ //

アニメライター/アニメソングDJ。 毛糸からセーター作ったり、冷蔵庫の余り物でそこそこの料理を作ったりするのが得意。 お仕事の依頼は ichino.daigo@gmail.com まで

マガジン

最近の記事

言葉にならないモヤモヤの発散法 [そこそこの頻度で書くコラム]

先日、久々に本屋をゆっくりと見て回る時間ができた。嫁と待ち合わせをしていたのだけど、諸事情で嫁が遅刻、時間を潰そうと思ったタイミングで近くに本屋があるのを発見したのだ。 数年ぶりにゆっくりと見て回る本屋、そこは多くの発見に溢れていた。「こんな本出てたんだ!」「このジャンルの本、どうやら今流行りらしいな……!」とかそんな感じ。30分ほどだったけど、結構有意義な時間だった。 最近あまり本屋に行かなくなったことに気付かされる。本を買うことはもちろんあるけれど、ネットで注文すること

    • “既婚者年上男性”がモテるのはよくわかる [そこそこの頻度で書くコラム]

      先日、身近な人から「既婚者年上男性と付き合っている」という話を聞いて、なんだかモヤモヤとした気持ちをここ数日間抱えている。 極端な言い方だけれど、僕は「不倫は絶対にいけないことだ」とは考えていない。最優先するべきは家族を幸せだと考えているので、その手段として不倫があるのなら、それはそれで仕方がないぐらいのスタンスだ。「不倫している方が家族が幸せになる!」なんてシチュエーション、早々に起こり得ないとは思うんだけど……。探せばそういう家庭もあるかもしれない。「亭主元気で留守がいい

      • 某フリマサイトで嫌な思いをした話  [そこそこの頻度で書くコラム]

        先日、某フリマアプリで購入した服が届いた。諸事情で白いシャツが必要で、この一回切りしか着ない可能性があり、なんだか新品を買うのもなんだかバカらしく……。で、商品が届いてびっくりした。一言でいえば、思っていた商品とかなり違ったのだ。 細かい話ではあるんだけど……。購入した商品の詳細には「素材は分かりません」と表記されていた。しかし、届いた洋服には品質表示タグがあり、そこに素材はポリエステル100%と書かれていたのだ。 ポリエステルは吸水性が低いため、シャツなんかにしたら基本的

        • 「ありもしないキラキラ生活」 [ほぼ毎日書くコラム]

          僕はSNS上に転職サービスの広告が出てくることをすごく嫌う。大概の転職サービス広告は見たら即ブロックしてしまう。その手の広告には大概、夢のような美辞麗句が書かれていて、見ているとなんだかゲンナリとした気持ちになるのだ。「残業なしで年収〇〇万円!」とか「大手企業勤務で月〇〇万円!」とかね。 その手の広告を見ても「自分がその境遇になれる!」とは思わない。世の中にそんな高待遇求人があったとしても、入社できるほどの実力も運も自分にはないということはよーくわかっている。 ただ一方で、

        マガジン

        • アニメソングDJが振り返るアニメソングの歴史
          6本
        • 徹底比較 YAWARA! アニメ✖️マンガ 124の違い
          29本
        • 徹底比較 火の鳥 アニメ✖️マンガ 13の違い 公開中
          4本
        • 徹底比較 あしたのジョー2 アニメ✖️マンガ 47の違い
          47本
        • 徹底比較 めぞん一刻 アニメ✖️マンガ 96の違い
          97本
        • エーガレで質問されたこととか
          2本

        記事

          面接の時、なんでも質問できたらいいのに [ほぼ毎日書くコラム]

          僕は朝起きてまず最初に、その日に何を着るかを考える。 その日の気候・気温と1日のスケジュールを鑑みて、その1日を過ごすのにベストな洋服の組み合わせを考える。「今日は暑いから半袖で、雨が降るらしいから丈が短めなズボンにしよう。仕事で人に会う予定があるので襟のあるものを着て……。」みたいな感じ。ちょっとしたパズルゲームみたいなもので、これをやらないとどうにも1日が始まった気がしない。 僕が毎日スーツを着るのがストレスな理由がここにある。別にスーツ自体は嫌いじゃないので、時々は着

          面接の時、なんでも質問できたらいいのに [ほぼ毎日書くコラム]

          考える“順序”の話 [ほぼ毎日書くコラム]

          人にはそれぞれに、物事を考える“順序”というものがあるんだな、なんてことをここ数日で感じている。言い換えたら、その人の興味の方向性みたいなものなんだろうけど。 例えば、料理を人に振舞わなければいけない瞬間に出くわしたとしよう。僕がだったら「美味しさ→材料費→手間」といった順序で考えて作る料理を決める。なので材料費がそこそこかかけてしまったり、需要に見合わないレベルの手間をかけた料理に挑戦したりしがちだ。それでも「美味しかったから仕方がない!」「作るの楽しかったからいいや!」ぐ

          考える“順序”の話 [ほぼ毎日書くコラム]

          パスワードが覚えられない問題 [ほぼ毎日書くコラム]

          情けないことに、僕はパスワードを記憶するのがとにかく苦手だ。4桁の暗証番号すら時々わからなくなる。 もう子供ではないので「8文字以上のパスワード」と言われたら、相応に対応する方法は確立している。その中に数字と大文字の三種類の組み合わせぐらいならなんとかなる。でもそれ以上となると結構苦しい。「9文字」とか「10文字」とか、「その中に記号を一つ」とか言われたらもう一大事。その場でパスワードはこさえられても、次ログインする時は何も覚えていない。ログインの度に新しいパスワードを発行す

          パスワードが覚えられない問題 [ほぼ毎日書くコラム]

          不良マンガに夢中になれないという話と、時々『おジャ魔女どれみ』の話 [ほぼ毎日書くコラム]

          これは高校生の時の話、その日の僕は始業時間ギリギリ間に合うかどうかの電車に乗って、学校に向かっていた。普段は余裕を持って学校に行っていたんだけど、その日は寝坊によって間に合うかどうか怪しい時間に家を出ることになったのだ。 しかしながら、焦る僕とは裏腹に電車は急に止まってしまう。いわゆる「車両間隔の調整」というやつで、一時的に運行を中止してしまったのだ。よりによってこんな日に……。結果電車が駅に到着したのは始業時間の10分後、僕は遅延証明をもらって早歩きで学校に向かうことになっ

          不良マンガに夢中になれないという話と、時々『おジャ魔女どれみ』の話 [ほぼ毎日書くコラム]

          人の評判ってアテにならないよね、という話 [ほぼ毎日書くコラム]

          僕が高校2年生の時、所属していた剣道部に新しい顧問がやってきた。体育大学出身の出身の23歳。僕はその教師に対して、いまだにいい印象を持てないでいる。 僕の所属していた剣道部はやたらと歴史が長く、過去は全国大会でも上位に食い込むほどの強豪だったらしい。所属しているだけで体育大学からの推薦がもらえたなんて話も聞いたことがある。しかし、それも20年以上前の話、少なからず僕が所属する前5年間は都大会に出たと言う話すら聞いたことがない。部員は僕の代が4人、うち半分は幽霊部員で、練習に僕

          人の評判ってアテにならないよね、という話 [ほぼ毎日書くコラム]

          「金のことを気にするのはダサい」という価値観の時代があったのかもしれない [ほぼ毎日書くコラム]

          うちの父親はものの値段をあまり考えずに物を買う人だった。自分の買ったものの値段を大まかすら把握していない、なんてことはザラにあった。テレビが壊れた時には、家電量販店で大型テレビを値段を見ないでカードを切ったという逸話も残っている。なかなかの素っ頓狂エピソードだと僕は思う。 ただ、驚くほど物欲がない人で、外食を極端に嫌う性格だったため、別に家庭としては何ら問題なかった。そもそもあまり出費がない人だったのだ。 僕はこの父親の金銭感覚を普通ではない思っていた。でも、最近になって、

          「金のことを気にするのはダサい」という価値観の時代があったのかもしれない [ほぼ毎日書くコラム]

          大人になるってなんだろう? [ほぼ毎日書くコラム]

          20代前半のとある正月、僕は高校時代の友人を隣に乗せてレンタカーを走らせていた。埼玉に住む友人宅でプチ同窓会をすることとなり、そこに向かっていたのだ。その日、車の中で何を話したかはほぼ覚えていない。ただただバカみたいな話をして、笑い転げていただけだった。唯一覚えているのが友人のこんな一言だ。 「20代ってもっと大人だと思ってたわ。」 あれからおおよそ10年、僕はいまだに大人に近づいた感じがない。体力が落ち、酒を飲める量が減り、一度太ると痩せるのが大変になったが、中身は変わっ

          大人になるってなんだろう? [ほぼ毎日書くコラム]

          頑張れ無意識の自分 [ほぼ毎日書くコラム]

          できることなら常に全力で生きていたいとは思っている。ただ、なかなか思い通りにはいっていない。仕事が詰まっている時期だったら1時間で終わらす仕事が、閑散期になると2時間かかったりする。決して手を抜いているつもりはないし、ダラダラとしている自覚はないのだけども、終わって時計見てびっくりなんてことはそこそこある。 朝起きる時間なんかも同じだ。仕事が詰まっている時期は目覚ましが鳴る前に目を覚まし、目覚ましが鳴る頃には仕事をし始めていることもある。できることなら、閑散期も同じように起き

          資本主義ってなんだったっけ? [ほぼ毎日書くコラム]

          中学校の社会科の授業で、世界には資本主義と社会主義があると習った。日本は資本主義国家であるために自由競争が働き、メーカーは競うように高品質かつ多様な商品が開発する。その結果、消費者は質が高くて多様な商品から自分が好きなものを選べると教わった。 この時教わったことを心底痛感したのは、ウクライナを訪れた時だった。1991年まではソビエト連合の一部だったウクライナ、少なからず僕が訪れた2008年にはまだ社会主義の香りが残っていたように思う。市街地こそいわゆるヨーロッパの街並みとい

          資本主義ってなんだったっけ? [ほぼ毎日書くコラム]

          仕事せずに給料をもらって生きていきたい? [ほぼ毎日書くコラム]

          飲みの席でよく「仕事せずに給料をもらって生きていきたい!」なんて話が出る。先日も妻と妹が食事をしながらそんな話をしていた。僕はこの手の意見を聞くたびに、賛同する気持ちと反発する気持ちの両方が同時に湧き上がる。 ことフリーで仕事をしている僕にとって、働かなくても一定額もらえるという状況は理想の極みだ。ほぼ毎日脳裏を過ぎる「これから先の将来、生活費を捻出できるだけの稼ぎを得続けることができるのだろうか?」という不安から解放されるのであればそんなに幸せなことはない。誰か……なんとか

          仕事せずに給料をもらって生きていきたい? [ほぼ毎日書くコラム]

          『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』の生々しいブラック企業描写 [週一で書くアニメコラム]

          今期、とても面白いと思いつつも、なかなか試聴が進まないアニメがある。それが『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』だ。 今作を見ていると、時々堪えきれない胸のザワザワに襲われる。時として手が震え、呼吸が荒くなる。なぜ僕はこうもこの作品に精神を揺さぶられるのだろうか? それはひとえに、本作のブラック企業の描写があまりにも生々しいからだ。 本作は、主人公・天道輝がブラック企業に入社するところから始まる。入社初日から徹夜勤務を強いられ、そのまま二日間家に帰ることな

          『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』の生々しいブラック企業描写 [週一で書くアニメコラム]

          就職難の年に直撃して [ほぼ毎日書くコラム]

          二度と経験したくないことの一つに、就職活動がある。 僕が就職活動をおこなった年はリーマンショックとぶつかり、誰に対してもなかなか内定が出なかった。加えて、僕は一年間大学を休学してバックパッカーなんてやっていたものだから、なおのこと就職が決まりづらかった。結果的に活動は一年を超え、やっとのことで滑り込んだ中小企業に入社。そこが労働環境最悪ときたものだから、とにかく今でも思い出すだけで嫌な気持ちになる。 先日、SNS上で「大手企業で働いた経験がある人は転職の際に優遇される」「大

          就職難の年に直撃して [ほぼ毎日書くコラム]