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YAWARA! アニメ✖️マンガ比較 第二十一話 柔の心は葉山にゆれた!

アニメおすすめ度 ★★★★☆

72キロ超級の覇者、カナダのジョディ・ロックウェルが突如来日。
柔との試合を熱望して柔につきまとい、ついには猪熊家に居候までしてしまう。
一方の柔はといえば受験勉強でそれどころではなく、付き纏うジョディから逃げ回るわけなのですが。
驚きのしつこさでつきまとうジョディに段々と柔も心を開いていく。
あの見た目に反してなんとも人懐っこいジョディ、そんな彼女がどうにも好きになってしまう一話なのです。

初登場の前回からそのパワーを活かして大暴れのジョディ。
彼女がただの暴れん坊ではない最初に感じるのは滋悟郎との一戦。
ここで彼女がパワーでいろいろなことを押し切りながらも、きちんと分をわきまえる人だということが描かれているわけで。
相対した滋悟郎に最初は余裕の表情をする彼女。
しかし、その構えを見ただけで滋悟郎の実力をひしひしと感じ取り、最後には戦わずして降参する。
この、表情が段々とくぐもっていくところを綿密に描いていくところが非常によく・・・。
それと同時に微動だにせず少しずつオーラを放つ滋悟郎もまたかっこいい!
よく考えたら滋悟郎が視聴者側にもわかる形で実力を見せるのってここが初めてですね・・・。

でその後ことあるごとに柔を練習に誘うべく付け回すジョディ。
ここ、柔もジョディもなんか可愛い。
アニメ版オリジナルでつきまとってくるジョディが足されており、バス停にダンベル持って出現したりと無邪気な姿が描かれる。
迷惑ながら、なんとも愛おしい彼女なわけで。
で、迷惑がりながらもそれに付き合う柔のお人好しな感じも可愛いったらありゃしないわけです。

あとこれは余談。
アニメ版オリジナル、ベルギーにて修行中のさやかがステルケスとの一戦を行う。
それが・・・舞踏会にて・・・。
大迷惑!!!!!!!!!
さやか嬢、徹底的にはた迷惑な変人扱いで描かれているんだけど・・・このままでいいのか・・・。

ここまでの物語についてはこちら。

脚本 井上敏樹
絵コンテ しばきひろた
演出 森一浩
作画監督 君塚勝教

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