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火の鳥 アニメ✖️マンガ比較 第二話 黎明編 その二

アニメおすすめ度 ★★★☆☆

ナギを生かし、自らの召使とするべく連れ帰る猿田彦。
火の鳥を仕留める弓の名手にするべくナギに弓を仕込みます。
最初は猿田彦に従うことを断固拒んでいたナギ。
しかし生活を共にする二人の間には徐々に信頼関係が築かれていくのです。

マンガ版とは大きく異なるのが「何故」猿田彦はナギだけを助けたのか。
そこにはナギの弓の腕を見て、火の鳥を射る弓の名手として育てようという算段があった、と言うのはマンガ、アニメ共通なのですが。
マンガ版では猿田彦が自分自信について「おれの嫁にくる女なんてないのさ」と語り、二人きりになるとナギに外では見せない優しい表情を見せる。
明確にそこにナギへの少年愛が入っているように感じられるわけなのです。
対してアニメ版では猿田彦はナギに優しい表情は見せず、自分の過去も語らない。
代わりに「昔の自分に似ていた」という猿田彦地震の回想が入る。
どちらも説得力的にはありなのですが・・・。
どうしてもこの差が猿田彦の鼻を舐めるナギの姿の見え方を変えている気が・・・。
猿田彦の鼻を舐める(マンガ版だと「咥える」なんですが)ナギ、絵面的にエロい。
が、アニメ版だとそう言ったニュアンスはなく、ただただ舐めているだけなわけで。
なんだか少し物足りなさを感じるわけなのでした。

ここまでの物語についてはこちら。

脚本 五武冬史
絵コンテ 吉村文宏
演出 津田義三
作画監督 津田義三
美術監督 杉野昭夫・高橋直樹

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