YAWARA! アニメ✖️マンガ比較 第二十二話 レッツ ファイト ヤワラ!
アニメおすすめ度 ★★★★☆
ついに実現した柔とジョディの一戦、そしてその裏で行われるさやかとキムの一戦。
国内の一大決戦を終えて二人の視線は世界に向かう二人。
この後描かれる世界大会に向けた勝負の布石がここで打たれると同時に、世界を見据えた柔とさやかの姿勢が対比されるように描かれる。
「二人はライバルである!」と印象付けるように。
さて、そんな今回やはり見所はジョディ対柔。
これまでありとあらゆる試合で余裕の勝利を納めてきた柔。
初めてジョディを相手に苦戦を強いられる。
そして、この状況に心から柔道を『楽しい』と思っている柔が初めて描かれるわけなのです。
そんな柔の苦戦する姿と楽しそうさが出ていればそれで最高!!って感じなのですが。
これまで一度もかけ損じたことのなかった柔の一本背負い。
それを力技でねじ伏せるジョディ。
ギリギリの攻防が力強く描写される。
そしてこの瞬間、柔の目つきが変わる。
そしてここから激しい技の応酬!
明らかにこれまでとは違った柔道をする柔がそこで描かれる。
そして最後にはジョディの押さえ込み。
たしかにここに、これまでにはない柔の一面が見れて最高なわけです。
が、細かいけれどもかなり子細な技のやり取りの中どうしても気になってしまうポイントが・・・。
ジョディの巴投げに対して空中で体制を戻し着地する柔。
あそこだけが一箇所浮いて、リアルさの基準をぼかしてしまっている・・・。
そこだけ、ちょっといただけないかな・・・など思うのでした。
ここまでの物語についてはこちら。
脚本 菅良幸
絵コンテ・演出 さかいあきお
作画監督 兼森義則
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