あしたのジョー２ アニメ✖️マンガ比較 第十五話 誰のために・・・必殺ラッシュ
アニメおすすめ度 ★★★★☆
カーロス戦からしばらくジョーの試合から離れていたあしたのジョー。
と、言っても二話しか経過していないんですが、なんか長く空いた感じがしますね・・・。
久々の試合相手は東洋５位、ウスマン・ソムキッド。
マンガ版では「唐獅子牡丹」と表現されていた刺青が入っていましたが
アニメ版だとより民族模様っぽい模様に変更。
まぁアレをアニメで描いたら何年かかんねん、って感じはしますよね・・・。
マンガ版では試合が決まった次のページでは試合当日になっていたウスマン戦。
アニメ版では試合が決まってから当日までが描かれる、ほぼオリジナルの一話。
ウスマン戦に向けて用意をするジョー・・・ではなく・・・。
今回描かれるのはホセ戦で敗れたカーロスを案じるジョーなのでした。
マンガ版ではカーロス戦以降、終盤までほぼ触れられることのないカーロス。
アニメ版『２』はマンガ版が完成してから描かれているからなんでしょうけど、先々の展開を見越した伏線があちらこちらに足されているわけで。
終盤再び出てくるカーロスに対しての伏線がここで出てくる。
確かにマンガ版だけ読むとカーロスの再登場に「えっ？？なんで！？？」感はありますものね・・・。
その辺りもカバーしつつだと思うと本当によくできているな、と思うわけです。
あと、後々にこの作品のキーワードとなる「パンチドランカー症状」。
前話辺りから少しずつセリフに挟み込まれはじめてます。
周到！！
ここまでの物語についてはこちら。
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